国際学級の行事

INTERNATIONAL_CLASS

多彩なプログラムを用意し、地球に生きる一員としての大きな視野を形成します。

国際学級ならではの行事を体験し、異文化相互理解を深め、リーダーシップを備えていきます。

オープンスクールでのプレゼンテーション(中1)

国際学級を担当する教員の紹介を行います。帰国生に混ざってまだ英語を始めて数ヶ月の生徒も多い中、全員が多くの来校者を前に英語でプレゼンテーションを行います。生徒たちは緊張しながらも楽しんで発表している様子で、「英語を始めたばかりの生徒もいるとは思えない」との好評を毎年いただいています。初めて英語で発表をする機会です。

記念祭でのレシテーション(中1)、 国際学級紹介・パネルディスカッション(中2~高2)

11月の記念祭では、再び中1が全員で英詩のレシテーション(暗誦)を行います。また、有志生徒による国際学級実行委員会ICFC(International Class Festival Committee)を立ち上げ、記念祭では国際学級・国際コースの紹介を行うと共に、パネルディスカッションも行っています。国際学級での学校生活や英語の授業の様子などを、生徒の視点から、すべて生徒の進行によって語るこのパネルディスカッションは、例年好評を得ています。

国際マザーズデー・ランチ(中1)

3月8日は国際女性デーです。中1では、これからの進路や生き方を考えるきっかけとして、一番身近な女性である「母親」からお話を聞く機会を設けています。 毎年、中1の保護者の方(希望者)にお出でいただき、生徒手作りのランチョンマットでお弁当を一緒に食べながら、クラスのお母様方を囲んで、進路選択や仕事、中学・高校時代に何をしておくのが大事なのか、どんなことを望むかなど、普段家庭では聞けないようなお話も伺い、楽しいランチタイムを過ごします。

英語劇 Romeo and Juliet(中3)

入学時での英語経験を問わず、中3では全員がシェークスピアのロミオとジュリエットを読みます。背景を学習し、登場人物やストーリーの分析や解釈を行った上で、クラスが一丸となって英語劇を作り上げます。中3全員がキャストとなるこの約1時間半の英語劇は、中学校3年間の国際学級における英語教育の集大成と言っても過言ではありません。写真は「ロミオとジュリエット」公演風景。全員がシェークスピアの英語に果敢に挑戦し、大きな盛り上がりを見せる英語劇です。まさにインクルーシブ・リーダーシップを体現するプロジェクトで、生徒たちは大きく成長します。

大使館訪問(全学年)

様々な大使館を訪問し、その国について学ぶと共に大使館員のお話や交流も楽しむことができます。

<主な訪問先>

オマーン大使館(2010),アフガニスタン大使館(2010),フランス大使館(2011),パラグアイ大使館(2012),オーストラリア大使館(2017),ニュージーランド大使館(2019)

オマーン大使館訪問の様子は、地元オマーンの新聞にも紹介されました。

アメリカの提携校への留学制度(高1)

高1の希望者から、学業、生活全般に優れている生徒を選抜し、アメリカの名門女子校2校に各1名を1年間派遣します。

オーストラリア・タスマニア文化研修(中3)

国際学級の中3の希望者が夏休みにタスマニアの現地校ファーン校で学ぶプログラムです。

ホストシスターと共に学校に通い、授業および学校生活を体験します。現地の授業を受けることは、文化の違いを感じる機会にもなり、大きな刺激と新しい学びに満ちています。シドニー観光ではオペラハウスや美術館で、楽しみながら生き生きと働いている女性の姿に接し、将来の生き方や社会貞献について考える一助となります。隔年9月には、FahanSchoolの生徒が本校を訪問し、国際学級の中学3年生と交流します。

ボストンリーダーシップ研修(BLAST)(高1)

国際コースの高1は全員、夏休みに米国ボストンで学ぶ機会があります。

現地の女子大学生とのディスカッションに加え、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学の学生によるキャンパスツアーやワークショップ、提携校への訪問や国連本部見学など、アカデミックな活動が満載の研修プログラムです。最先端の環境の中で活躍する専門家や研究者をゲストスピーカーに迎え、リーダーシップについても深く学びます。参加後には何事も前向きに挑戦する生徒が多く現れ、自身のキャリア形成への意識やモチベーションが向上し、大きな成長を遂げています。

校内模擬国連の授業(高2)

英語カリキュラムの集大成として国際コース高2の全員参加により行われる、模擬国連の校内版で、2019年度のテーマは「シリア難民」、2020年度のテーマは「発展途上国における再生可能エネルギー」。高1より準備を始め提携校Dana Hall School のサポートを得ながら、社会科との横断授業も行い、生徒たちは各国の代表として数ヵ月間リサーチを重ね、本番に臨みます。当日はDana Hallの卒業生が議長を務め、白熱した議論の場となります。活動は全て英語で行われますが、全員憶することなく発言し、決議案に至るまで論理的にまた臨機応変に論を展開していく様子は、まさに中学から高校までの国際学級(コース)における英語学習の実りを示すものです。