保護者の受験体験記ADMISSION

保護者の受験体験談

印象的なごあいさつ

5年生保護者 S.Rさん

娘が年中の頃から色々な小学校の説明会や運動会などを夫婦で見学させていただきました。様々な学校の中でも女学館は児童がのびのびと熱心に物事に取り組む様子を拝見する場面が多くあり、一人一人の児童と先生方が向きあい、高い品性を育む教育が実践されていることに感激し、迷うことなく志願させていただいたことが昨日のように思い出されます。

年長時から娘も一緒に家族で行事を見学させていただき、在校生の立ち居振るまいや言動からいろいろと学ばせていただきました。

一番家族で印象深かったことは女学館の先生方と子どもたちのあいさつでした。見学させていただいた全ての行事で、すれちがう度に心のこもったあいさつをしていただき、娘が見学していた運動会の際には娘と年が一年しか変わらない新一年生さんが移動中元気のよいあいさつをしてくださり、その中の一人のお子さんは移動中足を止めて深々とおじぎをし、あいさつをしてくださった姿に娘も恥ずかしそうではありましたが、お姉さんのまねをして深々とおじぎをしていたシーンが今でも鮮明に頭に浮かびます。

気持ちのいいあいさつは心も身体も健全でなければ相手に伝わらずできないと思います。あいさつを通して、これから受験を控えて学校に伺い緊張している志願者は心が安定しますし、心と身体が健全な先生やこどもたちに実際にふれ、感動すると思います。

学校案内や説明会でも学校のことが理解できますが、運動会や公開授業など、いつも通りの学校生活の様子を公開していただけるのは、校長先生が説明会でおっしゃっていた「輝き情熱のある子供達を私ども教職員にお任せください」と自信の満ちた力強いお言葉は本当だと感動し、学校で生活する先生方や子どもたちも自分にも他人にも誠実さを大切にしていることがわかり、正直な心があふれている学校だと実感できたことは本当によかったです。

受験の2年前位から塾からお誘いを数多く受け、体験を致しましたが、何度か女学館に伺い塾で受験対策の指導を受けるより、女学館の子どもたちの校内態度を参考にして家庭内でしっかり生活できるように親として指導すること、娘と向き合い誠実な心を大切に生活することが真の受験勉強となると確信し、塾からのお誘いをお断りしました。

世間でいわれるいい学校とは、ややすると進学率が高いとか、学力面(偏差値)での評価がいわれますが、子どもにとって毎日通学するのが楽しい、お友だちと接するのが楽しいという学校が本当にいい学校だと思っております。入学して娘がいい学校にお世話になったことを感謝いたしております。