学習・進路
日本科学未来館の特別展「NEO月でくらす展」を見学しました
6月17日(土)、中2生徒が日本科学未来館の特別展「NEO月でくらす展」を見学しました。
中2対象の学習講座「中2STEAM教育講座Part1」の一環で、前回は歌舞伎を鑑賞しましたが、今回は月・宇宙をテーマに理科教員が事前学習を行ったうえで日本科学未来館を見学しました。
事前学習では、月・宇宙についてのよくある誤解を解き、正しい知識を身につけてもらうために、実験も交えて学び合いました。日本科学未来館では、専門的で興味深い展示や体験コーナーから学びました。地球の6分の1しかない月の重力を体験したり、月での生活をVRやリアリティーのある展示から体感しました。月・宇宙のことを知れば知るほど、地球の自然の豊かさや大切さを改めて実感したようです。
【生徒の感想】
・授業では教わらないような、宇宙での一日のルーティーンや宇宙で使われている機械などについて、細かな説明がされており、新たな知識をたくさん取り入れることができました。宇宙で塩や胡椒などの粉末を使用する際は散乱しないよう液体になったものを使うなど、重力が地球の1/6という少し人間には生活のしにくい空間であるからこその工夫や研究がとても面白いと感じました。もともと気になっていた宇宙ですが、今回の展示を通してより興味が深めることができました。
・実際は自分たちに身近な存在であっても、日常であまり感じることのない宇宙空間について、いろいろなことを学べました。宇宙での生活や食事などを知れて、とても面白かったです。また、ロボットの進化や微生物、ロボット医療についての展示もありました。医療分野に関しては私自身、興味があるということもあり、多くのことを学べました。特に、今話題のiPS細胞について学べたのは、とてもいい機会だったと思います。これを機に、宇宙や医療についてより興味が湧いてきたので、自分自身でこれからたくさんのことを調べ、学んでいきたいです。
・月の重力は地球の6分の1で、その重力のなかで料理をするとどうなるのかというフォトスポットがあったのですが、チャーハンがとんでもないところまで飛んでいっていて驚きました。将来的に月が第二のふるさとになるのかなと思っていましたが、隕石が落ちてきた場合、大気圏に入るまで光も音もなく、大気圏に入った瞬間に地震のように揺れると展示に書いてあったので怖かったし、まだ難しいなと思いました。