創立135周年記念祭を開催しました

　11月11日（土）・12日（日）、創立135周年記念祭を開催しました。今年は校地が広尾に移転して100周年という節目の年でもあります。コロナ禍で3年間、制約の多い記念祭が続いてきましたが、今年はようやく例年通りに近い規模で開催することができました。
　今年の記念祭実行委員が決めたテーマは、「Crystal」。委員の生徒を中心に、1学期からこのテーマを念頭に置いて、様々な企画を立てて準備を進めてきました。
　迎えた初日は、前日までの暖かさと打って変わって肌寒く、強風が吹いていたため、前日のうちに委員たちが懸命にほどこした校舎外の装飾が吹き飛ばされており、生徒たちは朝早くから装飾の修復に追われました。また、今年のテーマ「Crystal」の文字をあしらった幕は、前日のうちに校舎壁面に掲げる予定でしたが、悪天候が予想されたため、当日の早朝に作業を行いました。布製で重量のある幕が強風に煽られてしまい、作業は難航しましたが、教職員も助太刀して何とか公開に間に合わせることができました。この幕は、毎年委員の生徒たちがデザインを考えて手作業で制作している力作であり、今年も在校生や多くの来場者の方々が幕の下で記念撮影をしている姿が見られました。
　2日間の期間中は、本校への入学を志望するお嬢様とその保護者の皆様を始め、在校生の保護者・ご家族・ご友人、卒業生など、合計で5000人を超えるお客様にご来場いただくことができました。当日は、クラス・教科・探究学習・有志などの展示発表、クラブの招待試合や舞台発表、実行委員主催の各種イベントなど、生徒たちの日ごろの学習やクラブ活動の成果をご覧いただき、お楽しみいただけたのではないでしょうか。この2日間を通して、生徒たちが生き生きと躍動する本校の今の姿をお伝えすることができましたら幸いです。
　たくさんのお客様をお迎えして、生徒たちも充実した活動ができました。ご来場くださった皆様からの温かいお言葉やお褒めの言葉、皆様の楽しんでいらっしゃる様子が、何より本校の生徒たちにとってのやりがいと励みとなりました。この場をお借りして、厚く御礼申しあげます
　また来年の記念祭で皆様にお会いできることを、生徒・教職員一同、楽しみにしております。

【記念祭実行委員の感想】

　先生方をはじめ沢山の方々の温かいお支えのもと、今年度も無事に記念祭の日を迎えることができました。4年ぶりに制限なしの記念祭となり、久しぶりに校内が賑わった2日間、多くの方々にご来場いただき、たいへん嬉しく思います。記念祭の開催にあたり、お力添えをいただきました皆さまに心より御礼申し上げます。
　今年度のテーマは、生命力に溢れ幸福の意味をもつ六角形からなる雪の結晶「Crystal」です。長く透き通った6本の枝が1つとなり、より神秘的な美しい輝きを放つ「Crystal」のように、私たち6学年6クラスの全生徒も1つとなり、約7ヶ月間、記念祭実行委員を中心に企画・準備に励んでまいりました。
　皆さまにとって、東京女学館の伝統ある記念祭がステキな思い出がたくさん残る輝く時間となりましたら幸いです。ありがとうございました！（高校委員長高2 S.S.）

　創立135周年、広尾移転100年という節目の年の記念祭で、副委員長として関われたことを光栄に思います。今年は記念祭をコロナ前の規模に戻すということでしたが、歴史ある記念祭がどのようなものだったのかほとんど覚えていなかったため、とても大変で戸惑ったことも多々ありました。しかし、先生方のお力をお借りして素敵な記念祭になるよう、約七ヶ月間実行委員全員で全力で作り上げました。
　記念祭当日、多くの方が笑顔で楽しそうに校内を歩いている姿を見て、達成感を感じました。日曜日は朝から雨が降っていたため、来場者の皆さんが楽しんでもらえるか心配でしたが、最後の館祭が非常に盛り上がり、大変素晴らしいかたちで記念祭を締めくくることができよかったです。（高校副委員長高2 S.S.）

　無事、創立135周年記念祭を終えて、協力してくださった生徒のみなさん、保護者の方々、卒業生、受験生の皆さんなど、来校してくれた方々に対して感謝の気持ちでいっぱいです。各クラスや部活動が一丸となって準備した成果が見られて、とても嬉しかったです。生徒のみんなのアイデアや努力が詰まった展示や舞台発表は、来場者の皆さんにも楽しんでいただけたと思います。
　私は４階生徒ホールで行われたスノードーム展の企画・準備を担当しました。準備はとても大変でしたが、各クラス、クラブが作ったスノードームはとても綺麗で当日たくさんの方に喜んでもらえてうれしかったです。また、中学3年生の私はコロナ禍の記念祭しか知りませんでしたが、たくさんの方が来校してくださり、たくさんの笑顔を見ることができ、私も喜びを感じることができました。
　反省点もありますが、実行委員長としての経験はこれからに活かせる貴重なものになりました。（中学委員長中3 K.S.）