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生徒の活動

救急隊の生徒が応急処置・担架搬送の訓練を受けました

 3月15日(金)・22日(金)、高校生の救急隊を対象とする訓練を実施しました。
 今回の訓練は、包帯法・三角巾を使った応急処置と、担架搬送および胸骨圧迫による蘇生法など、盛りだくさんの内容でした。養護教諭の指導のもとで訓練を行いましたが、すでに卒業した高校3年生も助っ人として参加してくれました。特に担架搬送はかなりの重量があるので、生徒が担いで狭い階段を昇降するのは訓練といえども危険を伴います。高3の生徒が手伝ってくれて、本当に助かりました。
 両日とも、参加した生徒たちはみな意識がとても高く、真剣に訓練に臨んでいました。災害が起きなければ活躍の機会はないのですが、全校生徒の安全を守る立場にある教員にとっても、救急隊の生徒たちはとても頼もしい存在です。今後の訓練もぜひ頑張って取り組んでほしいと思います。

生徒の感想

 今回の救急隊の活動では、災害時だけでなく、普段怪我をした際にも活用できる包帯の巻き方など、基本的なことを学びました。巻き方ひとつひとつの名前など新しい知識に加え、保健の授業で今まで学んだことを改めて確認する機会となりました。怪我はいつ誰がどこでしてしまうかわからないものだからこそ、今回学んだことを私達が知って終わらせるのではなく、より多くの人と共有するべきだと思いました。(R.A.)

 今回の訓練では、止血法、包帯の巻き方、RICE処置、三角巾の吊り方などについて学びました。包帯の巻き方には環行帯、螺旋帯、麦穂帯があり、いちばん難しいと感じたのは手関節や足関節などの屈曲する部位に巻く麦穂帯です。曲がる部分なので均等に綺麗に巻くのが難しかったです。三角巾の吊り方は初めて行ったのですが、思ったよりも上手にできて良かったです。今日習ったことを、実際に処置を必要としている人がいたらできるようにしたいです。(A.S.)