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学習・進路

中学1年で車いすバスケットボールの体験授業を実施しました

 12月4日(水)、中学1年で車いすバスケットボールの体験授業を実施しました。
 今回の体験授業は、一般社団法人センターポールさんのご協力のもと、パラアスリートの網本麻里選手が来校してくださって実現しました。
 中1の生徒全員が実際に競技を体験できるように、1クラス1時間ずつ、合計で6時間の授業を実施してくださいました。車いすの操作の仕方から始まって、ルールの解説、網本選手による実演、ドリブルやシュートの練習の後、最後は5人ずつのチームでミニゲームを体験しました。
 車いすに座った状態からはゴールがとても遠く、生徒はなかなかシュートを決めることができませんでしたが、みんな笑顔でとても楽しんでいた様子が見られました。
 生徒たちは授業が終わった後も網本選手を囲んでさかんに質問するなど、温かい交流ができました。網本選手とセンターポールの皆様、貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。
 網本選手は昨年のパリ・パラリンピック出場を経て、今シーズンはフランスのチームでプレイするとのこと。ご活躍をお祈りします。

生徒の感想

 網本選手から車椅子バスケットボールを教えていただき、とても貴重な経験になりました。初めての体験で、車椅子を操作しながらプレーする難しさに驚きましたが、同時にその楽しさも感じました。網本選手のプレーを間近で見ると、その迫力と技術の高さにとても驚きました。そして、挑戦し続けることの大切さ教えていただき、この経験を通して、どんな状況でも諦めずに挑戦し続ける姿勢を学べました。また、自分にできることを精一杯やる姿勢や、仲間と助け合う大切さも強く感じました。この経験を通して、挑戦する気持ちを忘れずにこれからも頑張りたいと思い、忘れられない経験になりました。(中1 R.T.)

 足が不自由な方でもできるバスケットボールを体験しました。私はバスケ部の一員としてとても楽しみにしていました。いつものバスケの座ったバージョン、まああまり変わらないだろうと思っていました。けれど下半身が動かせないし、ジャンプができないため、腕の力がとても大切だと感じました。普段のルールとはかなり違い、新しいスポーツをしている気分でした。他にも車椅子の組み立てや持ち運びは楽にできたのですが、たくさん用意するには時間がかかりました。センターポールの皆さんが用意してくださったことに感謝いたします。現役でプレーしている網本選手と交流できて、とても嬉しかったです。車椅子の操作、ボールを扱うこと。とても難しいのに、自分の体の一部の様にスムーズに動かせていたことに驚き、尊敬しました。網元選手を近くで見られたこと、一緒にプレーできたこと。全てがよい経験でした。また機会があればもう一度体験したいです。(中1 M.K.)