生徒の活動
高校1年の救急隊が池袋防災館を訪問しました
7月9日(水)、高校1年の救急隊の生徒たちが池袋防災館を訪れました。
初期消火体験、地震体験(震度7)、煙からの退避体験、VR体験(地震・火災)の4種を体験し、充実した防災教育を受けることができました。
生徒の感想
体を動かして地震や火災が起きた場面を想定した訓練を行うことで、日常ではなかなか意識できない危険や、自分の行動が命を守ることにつながるという実感を得ることができました。実際に震災に直面した場合、冷静に動くことの難しさを痛感しました。このような体験を通じて、「知識」だけでなく「行動に移す力」を身につけることの大切さを強く感じます。備えの意識を日頃から持ち、いざという時に自分や周りの人の命を守れるようになりたいと思います。(N.K.)
今回、高1は初めての課外講習でした。私は今まで小学校などで訓練をしたことがありましたが、防災館という訓練専門のところに赴き、様々なシチュエーションを想定してと講習を受けることは初めてで、緊張したり大変なこともありました。100分という短い間でしたが、しっかりと全身を使って学ぶことができました。
その中でも特に、東日本大震災を実際に体験したコーナーについてです。今までは映像でしか見たことがなかった震度7の地震も、実際に同じ震度の揺れを体験してみることで身を持って怖さを感じることができました。 そしてそれと同時に、今回私が体験した地震は周りから物が落ちてきたり家具が倒れてきたりすることがないという安心できる状況だったため、考えることは自分の身を守ることでしたが、実際に家や学校で同じ地震を体験したら家具は倒れてこないか、大切なものは壊れていないか、周りの人は大丈夫かなど、様々に考えたり心配なことができてパニックになってしまうのではないかととても不安な気持ちにもなりました。
最後に、インストラクターの方もおっしゃっていたように、「周りの人のためにもまずは自分の身を守ってから周りの人の救助や支援をする」ということを一番に考え、もし今後震災が起きたとしても、救急隊として、また訓練を受けた一人の高校生としてその時どこにいたとしても自分ができることを全力で行いたいと思います。これからもまだまだ続く救急隊の訓練や講習を毎回しっかりと身に刻んで受けていきたいと思いました。 有難うございました。(S.M.)
地震コーナーで、東日本大震災の時と同程度の揺れを体験しました。生まれて間も無かったので当時の記憶はないですが、私たちが住んでいる地域でこんなに大きな地震があったんだと自然災害の怖さを体感しました。もしもの時のために準備しておくことが大切だと再認識することができました。(H.K.)
初めて池袋防災館に訪れたとき、最初に感じたのはその規模の大きさと、何よりもリアルさでした。施設に入ると、震災体験のコーナーでは実際の震度を体験できる「震度7」のシミュレーションでは、自分の体が揺れている感覚がリアルで、どうしても冷静でいられませんでした。その後、火災や煙のシミュレーションも体験したのですが、これもとてもリアルで、煙が立ち込める中を避難する練習ができたのは貴重な経験でした。熱い扉や段差もあって、小学校で体験したテントの中の訓練とは全く異なり、良い経験になりました。私が一番心に残っているのはVRカメラで、ほんとうに地震や火事が起こった時を体験することでした。とてもリアルで、特に火事はほんとうに怖かったです。このような体験ができ防災意識が高まりました。(K.S.)