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グローバル行事

2025年度アメリカ研修旅行

アメリカ研修で学んだこと    中3 M.Y

私はこのアメリカ研修で、とても貴重な体験をすることができました。まずは、いろいろな国から来ている外国人とたくさん話す経験です。私はこの経験を通し、自分から話そうとする姿勢が大切であることを学び、英語で積極的に話す力が上達したと思います。私は以前まで、自分の言いたいことや意見を英語で上手に表現することが苦手でした。しかし、現地の方、大学の先生方またクラスメイトと話すことによって、私は以前よりも恐れずにコミュニケーションを取ることができたと強く感じました。アメリカの方々はとてもフレンドリーで気軽に話しかけてくださるので、最初は戸惑いましたが、つかえながらも次第に会話をすることができ、とても嬉しさを感じました。特に記憶に残っていることは、現地の店員の方と話したことです。自分の買いたいものを伝えることができ、店員さんと会話をすることができ、とても嬉しかったです。自分から伝えよう、話そうという意思が大切だと実感しました。

さらに、たくさん外国人のいる前で英語で発表する経験は、私に自信を与えてくれました。特に二週目の最後の大きな舞台での発表は、一生懸命準備や練習をし、全力で挑めば私でも出来るということを学びました。原稿の作成において、仲間に自分の意見を上手く伝えることに苦しんだこともありましたが、適切な単語が思い当たらない場合は、簡単な単語で言い換えるという方法も使ってみました。

毎日行っていた食堂でも、最初は食堂のスタッフの方が何を聞いているか分からないこともあり聞き返したりしましたが、徐々に聞き返す回数が減りました。また、食堂のスタッフの方と会話をすることもでき、とても楽しかったです。午後のアクティビティに出かけた時は、相手の方の話すスピードが速く聞き取れないこともたくさんあり悔しい思いもしました。時間が経つにつれて前よりも話の内容がわかるようになってきました。まずは自分の聞き取れた単語から話の流れを想像しながら聞くことによって、少しずつ意味が繋がっていきました。文を完璧に理解しようとすることよりも、相手の方の伝えたいことを感じ取ろうとすることをこれからも大切にしていきたいです。

また、英語以外のことについても学んだことがあります。それは高津さんのお話です。高津さんはテニスで成果をあげられて、サンディエゴ大学に入学されたと聞きました。そのときに高津さんは図書館で夜遅くまで勉強されていたと聞き、とても尊敬しました。私も努力することを怠らずに、英語やその他の教科を学び続けたいと思います。

日本に帰ってからは、以前よりも英語を使って話してみたりし、この貴重な機会を最大限に活かすよう意識して英語の習得を頑張っています。長島先生、高津さん、友達に支えていただき、安全に楽しくアメリカ研修に参加することができて、本当に感謝しています。私も、国際交流の楽しさや大切さを伝えられる人になりたいと思います。

 

アメリカ文化研修で学んだこと  高一 W.M

 今回のアメリカ文化研修は改めて海外進学について考えるとても良い機会になりました。私は世界史の影響でヨーロッパに惹かれ、大学に進学したら海外でも勉強をしたいと思っていました。そのため女学館のプログラムで友達とアメリカの大学に行けるというのを聞いてとても参加したいと思っていました。なかなかない貴重な経験ができると思っていたので、参加できるとわかった時はとても嬉しかったです。University of San Diegoはキャンパスも綺麗で設備も充実しており、天気も一日中晴れで過ごしやすい場所でした。家族以外と海外に行き、二週間寮で生活することは初めてで昔から寮生活に憧れがあったのでとても楽しみにしていました。急遽寮の部屋が変わってしまい初対面の中3の子たちと同部屋になった時はとても不安でしたが、2人ともとても友好的でよく話しかけて面白い話をしてくれて、寮の生活を通してとても仲良くなれました。そのため、この2人のルームメイトとして過ごせて嬉しかったです。また、同じ寮内で過ごす人と協力して生活することやお互い情報を伝え合うことの重要性なども学べました。授業では海外の授業と日本の授業で違うところがたくさんあり特に何かを書いて学ぶというより喋ったりディスカッションを通して自分の意見を伝えたり、相手の意見を考えると言った授業でした。ディスカッション形式の授業に慣れていなかったので、最初はなかなか発言できずにいましたが、自分の意見をはっきり伝えないと伝わらないし、曖昧な英語だと相手も困惑してしまうと思ったので自分から喋りかけてたくさん話す機会を作りました。そのため他の国の方から喋りかけてもらってお互いの国について話したり、旅行したことのある国について話したりなど話が盛り上がって楽しかったです。ヨーロッパでは試験の制度や大学の制度など日本と違うことがたくさんあり、例えばむこうでは哲学の授業があり日本でいう古典に近いものだと教えてくれました。また国同士の行き来がしやすいため、23カ国語を普通に喋れる人が多いと聞いてとても驚きました。そのため思っていたより文化や生活の違いがありとても理解が深まりました。午後のアクティビティではパドレス戦を観戦したり、ビーチに行ったり買い物に行ったりととても充実していて普段味わえないアメリカでの生活を友達と過ごせて今はとても満足しています。

この旅行を振り返って、私が1番行動に移して正解だったと思ったことは先生に直接、クラスを変えてほしいと頼んだことです。事前説明会などでクラスは女学館生が数人、それ以外は海外の人で構成された少人数クラスだと聞いていましたが実際初日のクラスは女学館生が10人ほどいてグループワークもほとんど女学館生同士で組むという状況でした。私は海外の人と英語で交流することを目的にアメリカに来たというのにほとんど日本人としか喋れない状況に置かれてしまい絶対このままでは帰れないと思い、最初はこれからどうしようかと悩みましたが、最終的に長島先生や奈巳さんを通して大学側にクラスをもう一度考え直していただきたいと相談しました。結果的に当時のクラスを見直してもらい、私は新しいクラスでいろいろな国の方と交流できるようになりました。今回の行動がなければずっと後悔したままだったと思います。また、奈巳さんのお話を聞いて改めて何か自分がやりたいことがあったらやってみる、状況を変えるためにもし不可能でも行動してみることの大切さをとても実感しました。

また、今回このプログラムを開催してくださった奈巳さんのお話は一つ一つの言葉の重みが他の人とはちがいさまざまな経験をしていらした奈巳さんしか伝えられないことがありとても心に響きました。人とは無理のない範囲で部分で付き合う、自分が生きていくために何か一つでも得意なことを見つける、自分から積極的に行動し置かれた場所で最大限にできることをやる、など人生においてとても貴重なお話を聞けました。

今回できた海外の友達はとてもフレンドリーでやさしい人ばかりでした。アメリカに着いた時はなかなか友達を作る自信がありませんでしたが、今でも連絡をとっていたり、数年後ヨーロッパで会う約束をしてたりなどこれからにも繋がる関係性の友達ができて嬉しいです。また海外だけでなく、いままで関わったことのない女学館生とも仲良くなれて大満足です。そのため今回のプログラムに参加させていただきとても感謝しています。