学習・進路行事
【中3進路】15歳のハローワーク
中3「15歳のハローワーク」
2月18日(木)5・6時限に、中学3年生を対象にキャリアガイダンス「15歳のハローワーク」を行いました。東京恵比寿ロータリークラブの皆様にご来校頂き、職業の実態や社会で求められるスキルをご教示いただきました。この行事は今年度で15回目となり、長きにわたり女学館のキャリア教育を支えて頂いています。講堂にて全体でのあいさつを終えた後に、事前に選択した職業について、各教室にて1時間ほどお話を伺いました。各教室では①設計デザイン②医師、③作詞家・小説家、④家電開発、⑤弁護士、⑥出版編集者、⑦情報サービス、⑧言語聴覚士、⑨銀行員、⑩税理士の10名の方が講演をして下さり、生徒たちは自身の将来を想像しながら、意欲的に耳を傾けていました。講演の後に質疑応答の時間が設けられ、様々な質問を講師の先生に伺いました。生徒の多くは、「進むべき進路」や「必要な資格」、「中学生のうちに身に着けておくべきスキル」などについて興味がある様子でした。生徒が今回のキャリア教育を、自身の進路を考えるきっかけとして活用してくれることを期待します。
生徒の感想
クリニックを経営していらっしゃるお医者さんのお話を伺いました。個人的なお話もたくさんしてくださり、楽しく聞くことができました。医師や看護師というお仕事はとても忙しく大変なイメージがありましたが、真剣に取り組みながらも楽しむときは楽しむなど自分の時間も大切にすることが大切だとわかりました。自分の体を大切にすることが一番大事とおっしゃっていて、そのような点でも気を付けていく必要があると知りました。高校生になったら自分と向き合い、将来について考える機会が増えますが、伺ったお話を参考にしたいです。
(N.M.さん)
お話を聞いて、デザインに関するイメージが変わりました。物だけでなく色やコンセプトに合わせた空間、匂いまでもがデザインの一環であることを知りました。様々なプロの方と相談をしながら仕事を行うことは、とても大変そうですが、達成感のある仕事だろうなと思いました。また、設計デザインの仕事には英語や数学を習得することが必要であると聞き、今の時期から地道に勉強しておくことが大切だということを痛感しました。また、講師の先生が高校で進路を選択したことを知り、私も今のうちから視野を広げ、努力しようと思いました。
(A.M. さん)
現在存在する職業の14%が将来消えてしまう可能性があり、6600万人もの人が職を失うかもしれないという予想を知り、とても驚きました。また、日本の労働人口の49%が人口知能やロボット等で代替できる可能性があるという事実に驚愕しました。しかし、「AIは、“AIを作成した人”の意思により判断に偏りが生じ、常に公平な判断をするとは限らない」という言葉を聞き、感情を持たないAIを単純に信用することを恐いと思うと同時に、人間の温かみの大切さを感じました。人間だからできること・わかることがあり、それを大切にしていきたいと思いました。
(O.H. さん)