行事
高二修学旅行代替プログラム~京都・奈良がやってきた①~
3月12日(金)高校二年生は修学旅行代替プログラムを行いました。例年では3月の初旬に修学旅行を行っていますが、今年度は新型コロナウイルスの影響により、現地での研修を断念せざるを得ませんでした。しかし、これまで自国文化理解の一環として京都・奈良の調べ学習を行ってきたので、その集大成として校内でオンラインを用いた代替プログラムを行うことになりました。そんな状況で迎えた今年度のテーマは「京都奈良がやってきた!」。実際に現地には行けなかったものの、校内で学ぼうという意思が込められています。
まず、講堂で修学旅行委員の進行のもと、「はじめの言葉」として今回の研修にあたっての心構えなどのお話がありました。その後、いつもお世話になっている奈良県の多武峰観光ホテルさんが作ってくださったビデオレターを鑑賞し、奈良県の地理や文化遺産、ホテルの周辺施設や館内の様子についてのお話を聞きました。動画はとても丁寧に作られており、あたかも現地で「おもてなし」をしていただいているような気持ちになりました。
その後、筑前琵琶の演奏会を行いました。琵琶の旋律や奏法を現代に伝える琵琶奏者の片山旭星さんに本校にお越しいただき、演奏をしていただきました。片山先生の演奏は大変聴き心地よいもので、演奏が始まった途端、講堂では千年前の悠久の古都の歴史を感じさせる平安時代の風が吹いたように感じました。演奏後は質疑応答を行い、片山先生に生徒たちの素朴な質問にも答えていただきました。
演奏会終了後はクラスごとに記念撮影を行いました。特別にご厚意で片山先生と一緒に撮影させていただきました。ありがとうございます。この写真は後ほど京都・奈良の様子と合成したものになります。仕上がりが今から楽しみです。
(②に続く)