高一総合的な探究の時間が始まりました

　本日高一は、総合的な探究の時間としてグループワークを行いました。総合的な探究の時間の目的は、「探究の見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、自己の在り方生き方を考えながら、よりよく課題を発見し解決していくための資質・能力を育成する」ことです。
　本校では課題発見・調べ学習・小論文の作成を、高一高二の2年間をかけて行います。本日は初回の授業として、総合的な探究の時間についての導入説明と、課題としてふさわしいテーマについてグループワークを通して話し合いました。まず、「温暖化問題」や「男女平等」や「戦争について」など、それぞれが考えた課題をシェアします。次に、それぞれの課題が「課題が問いの形になっているか」「その問いには客観的な答えが出せそうか」「課題に関する資料が見つかりそうか」などの項目に当てはまるかどうかを議論し、課題として適切かどうかについて話し合います。
　これらの活動を通して、2年間調べるテーマとして適切な課題を設定する力を養うことが狙いです。生徒たちは、友達の考えた課題に自分も興味を惹かれたり、課題そのものに対して評価をすることで、高校スタートの刺激を受けながら、今後の見通しを明確にできたように感じました。