行事
高二 京都・奈良修学旅行
高二は、京都・奈良に4泊5日の修学旅行に行って参りました。全行程を通して天候に恵まれ、日中はコートの必要がない日もあったほどでした。制服で撮った集合写真には、きらめく春の日ざしも映っていることと思います。正副委員長を中心とした計14名の修学旅行実行委員が、一年をかけて丹念に準備し、一生懸命に皆のことを考え、全体の運営に尽力しました。そしてその委員たちに、学年全員が協力して、高校生活の集大成に相応しい素晴らしい旅行にすることができたと思います。皆熱心に寺社や仏像を見学し、古都の歴史に思いをはせつつ友情をはぐくみ、タクシー研修などを通してかけがえのない出会いや多くの体験を得ることのできた旅行でした。
以下旅行委員長と副委員長の言葉です。
中学3年生から宿泊行事の中止が続き、悔しい思いをたくさんしてきた私たちは、この最初で最後の修学旅行をとても心待ちにしていました。特に1年間、先の状況がはっきりしないまま修学旅行に向けて模索していた修学旅行委員にとっては、1年の集大成であり高校生活の思い出に色濃く残る5日間になったのではないかと思います。 奈良と京都合わせて3日間が必修コース、2日間は班ごとにコースを決め、タクシーの運転手さんと寺社仏閣を巡るタクシー研修を行いました。必修コースではクラスのみんなや先生方とバスガイドさんのお話を聞き、タクシー研修では班のみんなとタクシーの運転手さんの説明を聞きながら拝観しました。どちらも日本文化の学びを深めることができたと同時に、先生方の目の行き届かない場所で自主性を養える有意義な時間になったと思います。 委員長としての仕事で手一杯になってしまうことも多く、先生方やクラスの委員の力を借りながら過ごした5日間でしたが、委員としての仕事を全うできたことが私にとってとても貴重な経験となりました。また、コロナの状況も悪化せず、5日間を大好きな学年のみんなと過ごすこと ができたことを何より嬉しく思います。私にとって、この最初で最後の修学旅行は、かけがえのない思い出になりました。(S.H.)
待ちに待った修学旅行はあっという間で最高の旅になりました。修学旅行の間の5日間はずっと晴天が続き、見学日和でした。現地の方々やホテルの従業員の皆さんの優しさを身に染みて感じ、心から楽しんだ5日間でした。東京では見られない多くの寺社仏閣に、皆は夢中に写真を撮ったり、真剣にガイドさんの話を聞く姿が見られました。そして皆が少し不安を抱いていたタクシー研修は、旅の中で1番良い思い出に変わりました。タクシードライバーさんの気さくでわかりやすい見学地の紹介は、とても楽しかったです。たった2日間で距離が一気に縮まったと思います。さらに、そろそろ疲れが出始めた頃に食べた、奈良の多武峰観光ホテルでの義経鍋は、元気がみなぎる美味しい食事でした。コロナが落ち着き始めたこの時期に、修学旅行へ行けたことは本当に嬉しく、充実した5日間となりました。私たちの最初で最後の修学旅行は、一生忘れられない思い出になりました。今回修学旅行副委員長を務めて、私たちが友人と楽しめる裏側には、先生方やJTBの方々の支えが合って成立していることを身をもって実感出来ました。また、修学旅行委員との連携が日を重ねる毎に取れるようになり、やりがいを感じる5日間でした。今回の修学旅行に関わった全ての方々に感謝しています。(W.M.)