中3広島修学旅行の「折り鶴レリーフ」の原画が決まりました

　中3では、1年を通して「平和学習」に取り組み、その集大成が修学旅行です。そして毎年、この修学旅行に向けて、平和への思い・願いを込めた「折り鶴レリーフ」を中3の全生徒で制作し、修学旅行で現地を訪れた際に献納しています。訪問先は、昨年度は沖縄、そして今年度はG7サミットの会場としても注目された広島です。

　今年度の広島修学旅行で献納する「折り鶴レリーフ」の原画を募集したところ、中3の生徒から複数の原画案が寄せられました。そしてその中から、最終的に中3B組のR.S.さんの作品が選ばれました。

　これから中3の全生徒が折り紙でたくさんの鶴を折り、原画に合わせて折り鶴を並べてレリーフに仕上げていきます。どんな作品が完成するのか、今から楽しみです。

【中3B組R.S.さんの言葉】

　オリーブと虹と白い鳩は平和の象徴としてよく知られています。白い鳩が虹のリボンを運んでいるので、これからも平和を運んでほしい、平和でありたいというを想いを込めています。また、女学館の制服を着ている女の子が持っているのは白いポピーで、白いポピーはヨーロッパで戦争への恐怖が広まっていた時にイギリスの女性達が配っていたので、戦争を二度と起こしてはならない平和への誓いとして知られています。原画を描くのに色々調べて、今まで知らなかったことを学んだのでその想いを絵に込めました。

　残念ながら選考からはずれてしまった原画案にも、素敵な作品がたくさんありました。ここで合わせて紹介しておきますので、ぜひご覧ください。