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グローバル学習・進路

国際学級第2期生による進路学習会を開催しました

 7月10日(月)、国際学級2期生の藤原星菜さんが母校を訪れて、国際学級のLittle Sisterへ熱いエールを送ってくださいました。
 藤原さんは、在学中の制服姿の写真を見せながら女学館で過ごした日々を振り返り、その後のイギリス留学、新聞社への入社、国際的な活動などの経歴について説明し、Bridging Boundaries (境界の橋渡し)について生徒たちに考えさせてくださいました。生徒たちは、身近な「壁」について近くのクラスメートと話し合い、その壁を乗り越える方法を考えて発表しました。「言葉の壁」「ジェンダーの壁」「食生活の壁」、幅広い考えが発表された後、たくさんの建設的な提案が各学年の生徒から上がりました。それを受けて、藤原さんは自分の関係するエピソードを説明しながら、実践できそうなところを褒めてくださいました。質疑応答の時間もたいへん盛り上がりました。
 参加生徒にとって、すばらしいロールモデルが一人増えた、貴重な時間となりました。

【生徒の感想】

 私は、今日の藤原さんのお話を聞いて、留学をして自分の視野を広げることは自分の将来にとても良いことだなと思いました。また、インドネシアでの経験をお話しされていた通り、留学をすることで今の世界の現状を認識することができ、色々なものごとに対する見方が変わってくるんじゃないかなと思いました。(中3 N.O.)

 「あなたのアイデンティティはなんですか?」という問いかけに対して答えを出し、身近に存在する矛盾を改めて考え、当たり前のことを疑うことができました。特に男性にも家事育児への協力を求める今日の社会において、男性トイレにはおむつ交換台が無いことが多いというお話が印象的でした。また、教育や交流の大切さを改めて実感しました。自分と同じ国際学級に所属していた先輩が社会で輝いている姿を見て、良い刺激を受けました。将来私も一人でも多くの人を幸せにできる人になりたいです。(高三 H.S.)