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学習・進路行事

中学1年が夏休みに軽井沢学習寮に宿泊しました

 中学1年は、7月21日~8月2日の期間中、6期に分かれて軽井沢学習寮に滞在しました。現地では、カーリング体験・鬼押し出し園の見学に出かけ、自然豊かな寮の庭で遊んだり、軽井沢の地理や自然について学んだり、夜はみんなで交流を深めたりしました。

 今年の夏は、「避暑地」として有名な軽井沢もとても暑かったので、室温が摂氏5度のホールの中でのカーリングは最高でした。初めてのカーリング体験に熱中している人が多かったです。氷の上をすべるストーンは20キロもあること、片側だけ滑る靴をはいていることなど、驚くこともいっぱいでした。

 夜に寮で行ったアンガーマネジメントゲームでは、友達の意外な一面を知って、さかんに歓声があがっていました。また、クラスを横断して40人ずつのメンバーで過ごしたことにより、今まではあまり接点のなかった他クラスの新しい友達もできて、とても楽しい2泊3日となりました。

【生徒の感想】

 7月21~23日、今年度の第1期軽井沢合宿が行われました。お天気にも恵まれ、軽井沢は自然が豊かで風も心地よく、涼しくて、とても過ごしやすかったです。
 学習寮の周りでは、東京であまり見かけない木や珍しい落ち葉を観察したり、鬼押出し園では火山の噴火で自然にできた溶岩や光る苔(ヒカリゴケ)を見たり、初めて見るものがたくさんあり、植物の生命力や美しさに感動しました。
 私が特に心に残ったのは、2日目の夜におこなったアンガーマネジメントです。私はこれまで、アンガーマネジメントについてあまり考えたことがありませんでした。カードゲームをしながら自分がどのくらい怒りやすいかを考えました。このゲームを通して、私はけっこうすぐに怒ってしまいがちだなと感じました。私はからかわれたり、自分の考えを否定されるとイライラしてしまい、つい怒った気持ちが表情に出てしまいます。だから、日ごろから冷静でいることを心がけなくてはいけないなと感じました。この学習を通して、改めて相手の立場に立って考えることが大切だと感じました。友だちとの関係を良くし、学校生活をより充実させるためにもアンガーマネジメントで学んだ相手の気持ちを考えることが必要不可欠だと思いました。アンガーマネジメントについて学んだ後、部屋でみんなで話し合ってみると、私のように些細なことでカッとなってしまう人もいれば、そうでない人もいて、本当に人それぞれで怒りの感じ方が違うのだと思いました。
 学習寮での2泊3日は、本当にあっという間でした。けれども、これまで全く話したこともなかった他のクラスの人とも一緒にバドミントンなどのスポーツをしたり、お互いの趣味や好きなアイドルの話で盛り上がったり、写真を撮ったりして、本当に楽しい時間を過ごせました。
 私は期長として、みんなをまとめ、先生から言われたことをしっかり伝える、自分か動く、ということを目標にしていました。それにもかかわらず、先生から言われたことを事前に把握してみんなに簡潔に話すことができなかったことがあり、反省しました。どのように伝えれば相手に確実に伝わるのか、それは今も私の課題です。
 軽井沢での3日間は、私にとって様々な学びを得た、とても充実した日々でした。期長という仕事は責任が重く大変でしたが、とてもやりがいのある経験でした。(R.M.)

 東京女学館に入学してはじめての宿泊行事を、私はとても楽しみにしていました。軽井沢では様々な虫や鳥がいたり、ヒカリゴケといった珍しい植物もたくさんあり、自然に触れることができ、うれしかったです。
 軽井沢学習寮でのたくさんの経験で、友達との仲が深まりました。また、友達と様々な活動を協力して取り組むことで、色々な気づきがありました。まず、クラス対抗のカーリングでは、他のクラスに負けてしまいましたが、友達と息を合わせて氷を磨いたり、ストーンを飛ばすことで、みんなの一生懸命な気持ちが通じ合い、とても爽快でした。
 また、アンガーマネジメントの学習では、同じお題でも人によって怒る度合いが似ているところもある反面、異なることも多くありました。そのことから、自分がそこまで嫌だと思わないことでも、他人にとってはとても嫌なこともあるということを再認識し、相手の考えを尊重しつつ、自分の意志も大切にしていきたいと思いました。
 部屋での自由時間では、カードゲームをみんな本気で楽しみ、お互いのことをより知ることのできた時間となりました。しかし、夢中になるあまり、話し声が大きくなってしまったり、部屋の整理整頓が疎かになるなどマナーを守れていない部分があったため、友達だからこそお互い声かけできるような良い関係を作りたいと思いました。また、私が部屋の中でなくし物をしてしまったときに、友達が親身になって探してくれて、改めて友達のやさしさを感じました。これからも思いやりの心を忘れずに、過ごしたいと思います。(T.O.)