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トロット先生のご親族が来校されました

 9月19日(火)、東京女学館で長年にわたって英語教師を務めたトロット先生のご親族である、トラ・マシューズ (Tora Matthews) 様とそのご両親が来校されました。
 イギリス出身のトロット先生 (Dorothea E. Trott, 1885-1968) は、1910年、25歳のときに来日して東京女学館に英語教師として着任し、1957年、72歳までお務めになりました。太平洋戦争で日本を離れることを余儀なくされた一時期を除き、約40年もの間、本校の教育に尽力されました。
 今回来校されたトラ・マシューズ様のお母様はトロット先生の妹の孫に当たる方で、トラ様にとってトロット先生は曽祖母の姉という関係です。トラ様は現在、仙台在住で、5年間のJETプログラムを終えた後、幼稚園で英語を教えておられます。また、ご両親は現在オーストラリア・メルボルン在住で、お二人とも教員をされているとのこと。ご家族3人がそろって教師ということで、トロット先生との縁故が感じられます。

 今回のご来校は、トラ様がトロット先生の記事を見つけて、ご両親が訪日するタイミングで東京女学館を訪問して更に詳しくトロット先生について知りたいと思い、本校にお電話で問い合わせくださったことから実現しました。
 ご来校された際には、福原孝明館長、ICEC室長の教員、高校3年の国際学級の生徒2名がご案内し、本校に残るトロット先生の写真や史料展示室の展示を見ていただきながら、トロット先生について説明さしあげました。
 本校の象徴とも言える白いセーラー服の制服を考案されたことも、トロット先生が残された遺産の一つです。西洋にはこのようなセーラータイプの制服はなく、トロット先生が創られた伝統が長く受け継がれていることに感動された様子でした。ご案内した生徒の一人が、「私はこの制服が気に入って本校に入学したので、この制服を作ってくださったトロット先生に『ありがとう』とお伝えしたいです。」とご家族にお話しするなど、本校の生徒ともとても和やかな雰囲気で歓談されていました。
 また、史料展示室にトロット先生の胸像が展示されていることに大変驚かれて、胸像の前でご家族で記念撮影をされたりと、とても喜んでおられました。

 当日は、本校の同窓会組織である白菊会の代議員会が本校で行われており、その会合に参加するため偶然通りかかった1954年の卒業生が、実はトロット先生の教え子だったことが分かりました。ご一家はこの偶然の出会いに大変感激されて、涙を流しておられました。卒業生の方は英語で自己紹介され、トロット先生の英語のご指導がいかに的確だったかを証明する一場面となりました。
 素敵なご縁がつながりましたことを、本校の生徒・教職員一同、大変嬉しく思います。

【トラ・マシューズ様からいただいたお礼のメール】

Thank you so much as well.
Yesterday was such a special moment for my whole family. We have told our relatives overseas and everyone are very moved by how caring and kind the school is, and we are all very honoured that you looked after our relative so well.
I hope we can keep in contact and I would love the opportunity to come visit the school again sometime in the future.
Maybe sometime after I move to Tokyo next year.
Please also pass on our thanks to all the staff and students we met. It was lovely being able to talk with so many of you. Especially great great aunt Dorothy’s old student. I can’t believe we had such a rare opportunity to meet her.
The gifts are also very thoughtful and especially love the framed picture.
Thanks so much and have a wonderful rest of your week.

Kind regards,
Tora Matthews