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グローバル学習・進路

卒業生の島津洋美さんによる学習講座「海外留学と海外での仕事」を開催しました

 12月23日(土)、卒業生の島津洋美様をお招きして、学習講座「海外留学と海外での仕事――国際社会で通用する仕事をするには」を開講しました。
 島津様は現在、ご自身のファッションブランドPrincess Hiromiを展開しておりますが、本校を卒業後、アメリカ合衆国のGeorgetown大学、Boston College Law School、Columbia 大学などで学び、ニューヨークで弁護士として法律事務所に勤務した後、元々興味をもっていたファッション業界に転身して、ケイト・スペード ニューヨークなどを傘下に持つリズ クレイボーン社でアジア戦略の責任者を務めるなど、多彩なご経歴をお持ちです。
 今回の講座では、海外大学への進学に興味を持つ生徒・保護者を対象に、アメリカの大学への留学・進学の実際や、アメリカで仕事をする際に求められるリーダーシップとチームワークなどについて、たいへん有益なアドバイスをいただきました。
 中1から高3までの生徒が参加しましたが、みんな真剣にお話しに耳を傾けて、熱心にメモを取っている姿が見られました。受講した生徒の中から、海外大学への進学者や、国際社会で活躍する生徒がたくさん出てくることを期待します。

【生徒・保護者の感想】

 留学することで、その国の文化やいろいろな経験ができるので、すてきだなと思いました。私は、「全力でやるなら、結果を出すべき」という言葉に、とても共感しましたし、すてきだなと思いました。(中1 R.M.)

 経験をもとに、挑戦していく時に大切なことを学ぶことができて良かったです。実際に海外から見る日本や女性の印象を知ることができました。大学留学だけで、その先の働き方や、人との関わりでの大切なことも教えてくださり、とても勉強になりました。お話しを聞く中で、島津先生の仕事への誇りや責任を感じられ、とても格好良いことだと思い、私も自分に誇りを持ち、自信をつけられるような仕事で活躍していきたいと思いました。着ている服だけでも、その人の仕事や、着る人・場所に合ったデザインや質を細かく考えられていて、奥深いなと感じました。様々な人と関わってきた中での、人に頼られるようになるための考え方や人との関わり方を知ることができて良かったです。(中2 S.K.)

 女学館に入って良かったなと思うことばかりでした。「育ちの良い人は、他人を蹴落としてまで自分が上に行こうとはしない」というのは、アメリカでも通用するのだと聞くことができて安心しました。また、自分の好きなことを究めることが一番とおっしゃっていて、楽しみが増えました。女学館で学んだことが今どのようにつながっているのか質問することができて、うれしかったです。(中2 M.T.)

 今回、アメリカの大学や仕事などについて詳しく知ることができ、とても貴重なお話しを聞くことができて良かったです。海外へ行くには、まず自国の文化や歴史について徹底的に理解する必要があるのだなと気づかされましたし、何か挑戦したいときに何かのせいにしてあきらめず、自分なりに興味を持ち、自分で自ら楽しもうとする強い意志が大事なのだなということを学びました。いつか留学をする機会があったら、今日学んだことを参考にして行きたいと思いました。また、仕事などは自分の好きなものを選んで、それに向かって全力で走っていこうと思いました。(中3 R.T.)

 島津さんが弁護士をやめてファッションデザイナーになったという経歴を聞き、安定ではなく、自分のやりたいことをつきつめることが楽しい人生につながるというお話しがすごく参考になりました。今、進路や留学についてすごく迷っていて、収入のことを考えてしまう自分がどうしてもいましたが、最近は自分の好きなことを仕事にすることでお金があるだけではできない充実した人生を送れるのではないかと思っていたので、すごく背中を押していただきました。私も将来、自分の役職に合う容姿でいられるようにしたいと思います。(中3 S.I.)

 コロンビア大学でMBAを取り、弁護士資格を取得したのに不安定なファッション業界に入っていく勇気に感銘を受けました。私も自分の好きな道に進めるよう、目の前のことはもちろんのこと、その先も見すえて行動したいです。(高3 M.H.)

 ご自分の経歴を順序立てて、その時その時にご自分で感じたこと、経験されたことを素直にお伝えいただき、カジュアルで和やかに進めてくださったので、わかりやすく、落ち着いて聞くことができました。経験されたことを中心にお話しされたので、ぐっと心に入ってきました。会社での経験は特に理解できました。お仕事の内容が特に楽しく興味深く聞けました。「自分らしくあるためには?」ということを追求することの大切さを、娘にも伝えたいと思いました。(中3 保護者)