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学習・進路

冬期学習講座「Microsoftオフィスツアー@品川」を実施しました

 12月26日(火)、冬期学習講座「Microsoftオフィスツアー@品川」を実施しました。
 高校1・2年の生徒19名が参加して、日本マイクロソフト株式会社様の品川オフィスを訪問し、社員の方からお話を伺い、オフィスの見学をさせていただきました。
 前半は、会社・事業や生成AIなどの最新技術の紹介や、女性社員の方のキャリアやお仕事内容に関するパネルディスカッションを行っていただきました。また、本校の代表生徒がパワーポイントを使って学校紹介のプレゼンテーションを行いました。後半は、社員の皆さんが実際に働いていらっしゃるオフィスの中を見学させていただきました。
 生徒たちは非常に熱心にメモを取りながらお話を伺っていました。質疑応答の時間には、進路や就職についてのご経験談だけでなく、「コミュニケーション能力に不安がある」「得意なことがない」などといった悩みに対しても温かいアドバイスと励ましの言葉を頂きました。オフィス見学では、社員の方の働きやすい環境づくりを学び、雰囲気や設備に生徒たちは目を輝かせていました。
 ご協力いただいたマイクロソフトの皆様、素敵な機会を頂きありがとうございました。

【生徒の感想】

《オフィスツアーで学んだこと》

・IT系の企業なので皆さん理系で情報が得意でというイメージでしたが、文理関係なく色々な人がいらっしゃることを知りました。また、Teamsなどのアプリを作っているイメージでしたが、それ以外にも学校に営業に行ったり、学校の先生に寄り添ったりと、幅広いと思いました。

・将来のキャリアについて、またMicrosoft社について深く学べました。 自分の将来について、大学受験に向けて自分はどういう道に進みたいのかをこの場で真剣に考えることができました。

・マイクロソフトはピンチの状況に陥ったときにどのように対応するかを大切にしていることや、自分のやりたいことや興味のあることをつきつめることが大切であることを学びました。

・AIができる範囲以外のことを人間が主導していくことが求められている。最近開発された生成AIは司法試験で上位10%に入るほどの段階まで進み、人間と自然な会話ができるようになった。自分自身は様々なAIを試すことで自分の考えになかった新しい視点からアイデアを得ることもできるという利点も感じているが、簡単に結論を出されてしまうと回答の内容に固執して思考の範囲が限定されたりすることがあったり、AIが回答したことの方が全て正しいかのように考えてしまったりする節がある。事実、異なった情報が交互に差し替えられていたり誤っていることがあるので、情報の正確性について慎重に判断することが必要であると感じた。

《オフィスツアーを通して考えたこと・感想》

・今回のオフィスツアーで、全然将来の夢をまだ一つに絞れていない私に、将来どんな道に進みたいかや、どんな仕事に就きたいかを考えさせてくれるお話をしてくださっていたので、今回の経験を基に自分の苦手・得意を理解した上で向き合いたいと思います。

・Microsoftに入社しようと思った理由は個々で異なっていましたが、自分主体で世界の役に立ちたいという想いが共通していました。私も将来的には、今回パネルディスカッションをしてくださった素晴らしい女性のリーダーの方々のように、世界の最前線で活躍できるような尊敬される人になりたいと思いました。

・私は今まで、なりたい職業ややりたい仕事に合わせて勉強することや大学を決めなくてはいけないのだと思っていました。しかし、マイクロソフトの方のお話を聞くと、みなさんIT企業に入るために勉強していたわけではないことを知り、驚きました。この経験を生かしてこれからの進路を考えていきたいと思います。

・今回いただいた「話す言葉を間違えても、気にせずに話した方が良い、コミュニケーションが苦手という意識を持っているのは強みだからこれからいっぱい練習していけば良いのではないか。」 というアドバイスを胸に、人と交わって生きていきたいと思いました。 また、広い視点で物事を見ようとも思いました。