学習・進路
東京動物園協会主催「動物園・水族園レポートチャレンジ2023」で年間最優秀作品と奨励賞を受賞しました
東京動物園協会(上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園)主催「動物園・水族園レポートチャレンジ2023」において、 中学1年(受賞時)の岡﨑智香さんが年間最優秀作品に選出され、同じく中学1年(受賞時)の今城菜々さんが奨励賞を受賞しました。4月9日(火)、講堂に中学全生徒が集まる中で、校長先生の代読で表彰を行いました。
本校の中学1年では、2023年度から夏休みの理科の課題として、動物に関する自由研究レポートに全員が取り組んでいます。様々な研究テーマを自分で考え、実際の動物を観察しながら仮説を検証したり、考察を行ったりして、研究内容をレポートにまとめます。
今回2023年度は、40名ほどの希望者が東京動物園協会の「動物園・水族園レポートチャレンジ」に応募し、初参加ながら最優秀作品・奨励賞を受賞することができました。
同協会の公式サイト 「東京ズーネット」 で年間最優秀作品の岡﨑さんのレポートをお読みいただくことができますので、ぜひご覧ください。
岡﨑智香さん「ウミガラス・エトピリカとペンギンの泳ぎ方の違い」(年間最優秀作品)
今回このような賞をいただき、とても驚きました!
この研究を始めたきっかけは、水族館に掲示されていた海鳥についての飼育員さんの手書きポスターから興味が湧き、海鳥たちの泳ぎ方に目を奪われたことです。
私の好きなペンギンと同じ海に住む鳥の仲間なのに泳ぎ方が異なるという疑問から、私なりの仮説が次から次へと浮かびました。調べて自分の考えとの違いが明らかになると、新たな疑問が浮かび、さらにそれを調べていくという研究の楽しさを感じることができました。
これからも様々なことに疑問を持ち探究していきたいです。
今城菜々さん「上野動物園のスマトラトラの行動観察」(奨励賞)
私は小さい頃から動物が好きで、トラはインドに住んでいた時に好きになりました。小学生の頃はトラについて調べるのが趣味で、今回のレポートも迷わずトラをテーマにしました。
また、私は以前より、動物園の動物の行動に興味がありました。動物園でよく動物の動きを見ていると、野生では見られないと思われる動きをしていて、その違いに興味を持ったので、動物園のトラの行動観察でレポートを描きました。
レポートで工夫したところは、データの書き起こしと、トラの動きを地図にしたことです。獣舎の地図の中に、トラの通ったルートを記入しました。動き方を地図にすることで、トラが獣舎内全体を使っていることがわかって面白かったです。