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体験講座「美術館博物館に行こう!」 紅ミュージアムを見学しました

本校では、始業前や放課後、長期休暇中に教員による数多くの学習講座・体験講座が開かれています。授業内容をより深く学ぶ講座や単元ごとに苦手を克服する講座、もちろん大学受験に向けた講座、そして生徒の興味関心を広げる楽しい講座もあり、無料で受講することができるので、毎年多くの生徒が参加しています。今回はその中の一つ、体験講座『美術館博物館に行こう!』についてご紹介します。

【社会科教員より】
広尾にある本校から徒歩5分にある紅ミュージアム(南青山)へ、放課後行ってきました!事前のミニ説明の段階で、生徒からおもしろそう!との声が多数あがっていました。館内展示を解説いただき、多数の質問に丁寧に答えていただき、生徒達も楽しく伺えました。最後には、紅花から抽出した「紅」を実際に生徒の手に塗っていただき、それぞれの肌の色にあわせて変化する色合いに感嘆しながら見学を終えました。

 

以下生徒の感想の感想です。
・紅花は黄色なのに、なぜ紅色になるのか不思議でしたが、1%含まれる紅色を抽出して化学変化させていると初めて知りました。手間がかかっていることがわかりました。発酵させて色を出しているとは、化学の世界でした。

・お化粧が、奈良時代と平安時代、江戸時代と大きく変化し、現代の美の基準と違うことが面白かったです。鉄漿の黒と、唇の赤の美の基準が今のわたしには理解できないのですが、虫歯になりにくいのはいいことだとおもいました。

・紅色を塗り重ねると、緑のような玉虫色に変化するのは不思議です。先生から写真で見せてもらっていましたが、実物の玉虫色を見せてもらって、筆で水で溶くと赤に変わり、感動しました。

・化粧水の明治時代や大正時代のガラス瓶の展示が可愛すぎ。欲しかったです。作る技術力がなかったので、ガラス瓶が最初は小さかったと説明を受けましたが、このガラスの容器が欲しいです!

・母の日にプレゼントしたいなと思ってみていました。肌が弱い人に人気なのはわかります。ユーチューバ―が紹介しているのも納得です。でもお小遣いでは買えませんでした…

・疑問をおしゃべりしながら、たくさん質問できて楽しい見学でした。