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グローバル行事

東南アジア文化研修|マレーシアのクエンチャン校との交流

 7月24日、東南アジア文化研修の生徒たちは、マレーシアの坤成(クエンチャン)校に通うホストシスターと一緒に登校して授業に参加しました。
 この日は、クエンチャン校生徒によるマレー文化のプレゼンテーションを聞く機会をいただきました。バジュ・クルンという伝統衣装(ゆったりした長袖上着とロングスカートのセットアップ)を試着させていただき、マレー伝統のゲーム、バトゥ・セレンバン(小さいお手玉を宙に投げて落とさずにキャッチするゲーム)にもトライ、折り紙で船を作るなど、マレーシアの文化を体験しました。
お昼には東京女学館のためにウェルカム・セレモニーを開いていただき、クエンチャン校の校長先生のご挨拶に続いて、女学館の教員によるスピーチ、生徒一人一人の自己紹介を行いました。中には英語と中国語の 2か国語で自己紹介を行う生徒もいました。
 午後はクエンチャン校の校長先生のご案内で校内を見学しました。図書館や食堂、体育館などのほか、同じ敷地内にある幼稚園にも案内していただき、幼稚園の英語の授業中に参加して園児たちと交流しました。

 7月25日は、午前中、講堂にて女学館生たちはクエンチャン校の生徒に向けて日本文化を紹介するプレゼンテーションを行いました。
 発表テーマは、女学館の日常生活、日本で人気のスポット、日本のアニメ、日本の新年の習慣、そして茶道です。その後、半被に着替えて舞台でソーラン節を披露しました。
 午後はインドの文化を紹介する講義を受け、インドのダンスにトライしたり、サリーの試着をしたりしました。
その後、クエンチャン校の生徒の案内でクラブ見学をしました。私たち女学館生のためにオーケストラの生演奏を披露して頂き、感動でした。

生徒の感想

 今日はホストシスターと一緒に学校へ行き授業を受けてとても楽しかったです。朝ごはんは、ホストシスターと、その友達とインド料理店に入り、カレーを食べました。自己紹介で披露する中国語を教えてもらい、発音を確認してくれて、発表も事前に見てくれました。授業はマレー語と中国語がほとんどなので、どういう意味なのか理解できませんでしたが、隣の席の子が英語で説明してくれたので大体内容がわかりました。(高2 K.S.)

 今日は朝5時に起きて身支度を整えた後、ホストシスターとスクールバスに乗り学校へ行きました。学校に着いてまず初めに朝ごはんを数人で食べました。その後、自分のクラスに案内してもらい授業を受けました。休み時間などたくさんの生徒が私たちに話しかけてくれ、とても親切に接してくれて嬉しかったです。すぐに友達も作ることができました。授業は中国語とマレー語が大半で、何を話しているのかよく理解できませんでしたが、どんな風に授業が行われているのか知ることができてよかったです。ウェルカムセレモニーでは、中国語で自己紹介をすることができました。(高2 T.S.)

 今日の授業は、物理、数学、マレー語でした。数学の先生は私たちがいるから英語で授業をしてくださり、とてもありがたかったです。日本文化のプレゼンテーションでは、今までの準備が報われて良かったし嬉しかったです。タイのベンジャマラチャライ校でも頑張りたいです。インド文化の授業では、サリーを着て写真を撮ったり、伝統的なダンスを踊ったりしました。クラブ見学では、色々なクラブを回りましたが、オーケストラ部による「進撃の巨人」のテーマ曲「心臓を捧げよ」と「宝島」の演奏が特に感激しました。とても上手でした。自由時間には近場で夕食を食べ、ドリアンにトライしました。結構食べられました。訛りにも慣れてきて良かったです。(中3 J.D.)

 今日は日本についてのプレゼンテーションをしました。皆緊張していましたが、クエンチャン校の生徒さんたちはとても盛り上がってくれて安心しました。ソーラン節は少し間違えましたが、友達が「楽しかったら何でもOK」と言ってくれて気持ちが楽になりました。インドの文化についての授業では、ウェディング用のドレスを着れて、みんな似合っていて可愛かったです! インドの踊りはとても難しく、柔軟性が必要だなと思いました。手の形に色々な意味があり興味深かったです。その後はクラブ見学に行きました。オーケストラ部が披露した「進撃の巨人」のテーマ曲がとても綺麗でした。みんなが日本語で挨拶してくれて心が温まりました。管弦楽だけの部活がオーケストラ部とは別にあり、そこでは「宝島」を演奏してくださいました。(中3 A.I.)