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グローバル行事

東南アジア文化研修|第10日目

 7月31日、東南アジア文化研修の第10日目。タイでのホームステイ生活も2日目に入りました。
 女学館生たちはベンジャマラチャライ校に登校後、ホールにて約300人の生徒たちの前で英語で日本文化を紹介するプレゼンテーションを行いました。トピックは、女学館生での学校生活、日本の有名な観光スポット、新年の習慣、茶道、そして日本のアニメです。プレゼンテーション後、生徒たちはハッピに着替えソーラン節を披露しました。なお、内倉先生も羽織袴の出立ちで尺八の演奏を披露しました。
 その後、昨日訪れた寺院Wat Suthat Thepwararam Templeに行き、高僧の説話を賜わりました。
 校長先生同席の盛大な昼食会の後、ベンジャマラチャライ校に戻り、高校 3年生の日本語の授業に参加しました。タイのお菓子、タイの伝統的なゲーム、タイのトリビアなどについてベンジャマラチャライ校の生徒たちが日本語でプレゼンテーションしました。
 次に女学館生は、家庭科の授業に参加し、クラトンを製作しました。クラトンとはバナナの葉で作られた灯籠で、色とりどりの花でデコレーションします。これはタイの「ロイクラトン」というお祭りに使用するものです。河川の水位がもっとも高くなる旧暦12月(新暦の10月または11月)の満月の夜に人々が川岸に集まり、川の女神 “プラ・メー・コンカー” へ感謝の気持ちを捧げ、クラトンを川に流します。今はお祭りの時期ではないのですが、女学館生はタイの伝統的なドレスに着替え、プールにクラトンを浮かべ、ロイクラトンの雰囲気を味わいました。

生徒の感想

 朝8時から9時頃までプレゼンテーションをやりましたが、最後までみんなと乗り切れたこと、みんな笑顔をキープして堂々と話すなど、自分で決めた良い発表にするための目標を達成することができてとても良かったです。
 その後、昨日訪れた寺院に移動してお坊さんのお話を聞きました。今の私に響く言葉だと感じました。「日本人は勤勉で残業までもやる」この言葉が今でも心に残っています。「頑張りすぎないでストレスを溜め込みすぎない」、これが彼の私たちに伝えたいメッセージでした。ネガティブに考えて引きずるのではなく、どこかでそれをポジティブに切り替えられるようなスイッチが必要だと心の底から本当に思いました。
 午後、日本語の授業ではベンジャマラチャライの高3の生徒の方と一緒に用意してくださったゲームに挑戦したことが印象に残っています。これは日本で言うお手玉ゲームのようなものです。三人一組になって遊んでたり、一人でチャレンジしてみたりと色々なバリエーションがあるゲームだと思いました。(高2 K.S.)