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グローバル生徒の活動

国際学級の生徒がThe World Scholar’s Cup 2024のTournament Of Champions出場権を獲得しました

 8月30日〜9月4日、国際学級の高校1年・2年の生徒がタイ・バンコクで開催されたThe World Scholar ’s Cup 2024 Bangkok Global Roundに参加し、11月にアメリカ合衆国のイェール大学で開催されるTournament Of Championsへの出場権を獲得しました。
 本校の生徒2名は他校の生徒1名と3人でチームを結成し、4月の東京大会を優秀な成績で突破して、今回のGlobal Roundに進出しました。3人はGlobal Round進出が決まってから、ディベートの練習をくり返すなど入念に準備を積み重ねてきました。そして、その成果を十分に発揮して、チーム全員で合計9個のメダルを獲得し、Tournament Of Championsの出場権を勝ち取りました。本当におめでとうございます。
 11月のTournament Of Championsでの活躍を期待しています!

生徒の感想

 私たちチーム女学館は、WSC東京ラウンドを突破し世界大会への出場権を得ました。世界大会を勝ち進むとイェール大学でのTournament of Champions(以下ToC)に進むことができます。
 発起人かつ最年長である私は、「世界大会を勝ち抜いてチーム女学館をイェール大学のToCに必ず連れて行く!」「後輩たちの第一歩になりたい!」という想いで活動をスタートさせました。
 まず最初に東京ラウンドで見えてきた課題の確認を行い、分野毎に練習方法の変更を始めました。特にディベートは世界レベルに対応する必要があり、ネイティブの方や他校の生徒をお招きし、本番形式の練習会を企画しました。戦略を研究し、より良いデリバリー方法を模索し練習を重ねるうちに、メンバーの役割分担が明確になり、どのようなテーマが出題されても戦えるようになりました。大会本番は”That, if we could we should eliminate the feelong of nostalgia”というディベートテーマで勝つことができ、結果に繋がったと思っています。個人でも銀メダルを獲得できました。
 ライティングと教養部門に関しては、メンバーでフォームを共有し定期的に確認し合いました。練習回数を数えてみたら30回弱、同じ日に朝も夜もZOOM練習会を開いた事もありました。
 世界大会は8日間に渡りスケジュールは早朝から夜遅くまで過酷なものでしたが、35カ国から集まる優秀な参加者との活動は素晴らしい学びの場となりました。チーム全体で9個メダルを獲得できToCへの切符を掴むことが出来ました。
 この度、とても有難いことに先生方からディベート練習相手を校内募集、練習場所の確保、ディベートやライティングの添削などご協力いただけました。声をかけてくださった先生もたくさんいらっしゃいます。先生方からの多岐に渡る応援が本当に励みになり、ToC出場権を獲得し恩返しをしたいと考えておりました。先生方、本当にありがとうございました! ToCでも女学館生らしく頑張ります!(高2 S.S.)

 今回のタイでのグローバルラウンドを通して、たくさんの体験をしました。
 大会は、東京ラウンドと同様四つの競技で構成されていて、ライティング、ディベート、個人クイズ、チームクイズを行いました。事前準備として、私たちはオンライン上でのミーティングを何度も繰り返し、ディベートの練習やライティングの改善点を話し合いました。ディベートは他校の生徒やネイティブの先生をつけて練習しました。競技自体は二日間に渡って行われました。いざディベートやライティング、クイズが始まると緊張してしまいましたが、チームメイトのおかげでなんとか乗り越えられました。
 大会では、競技だけではなく、様々な楽しいイベントがありました。自分のチームメイトと離れて色々な国から来ている参加者とグループになるスカベンジャーハントは、他国との交流や新しい友達を作れる楽しいイベントでした。色々なイベントがあった中、一番の思い出はカルチュラルフェアです。このイベントは自国の国を代表して他国の生徒へ魅力や文化を伝えるイベントです。イベントで出会った参加者の名前を漢字で書いたり、日本のおもちゃやお菓子を配ったりました。みんな興味津々で日本の文化を伝えると嬉しそうにしていました。私も他国の文化を学べて嬉しかったです。
 World Scholar’s Cupに参加したことで大きく成長できたと思います。(高1 K.K.)