TJK Life
BLOG

学習・進路

中学2年で「いじめ防止ワークショップ」を行いました

 中学2年のLHRと道徳の時間を使い、弁護士の皆さんをお招きして「いじめ防止ワークショップ」を行いました。昨年からの継続で、今回は3回目です。各クラスに一人ずつ、6名の弁護士の方がご来校くださいました。
 先生方はとても身近な事例を挙げてくださり、生徒達は自分自身がよく考えて行動すること、他人事にしないことの大切さを学んだ様子でした。専門的な事柄も教えていただき、グループディスカッションにも熱が入っていました。

生徒の感想

 いじめについて、しっかりと分かっていたつもりでしたが、お話の中には自分が知らなかったこともいくつかでてきて、とても学びになりました。今回の授業を通して、少しの言葉が大きないじめとなり、人を傷つけてしまうということがよく分かりました。決して他人事とは思わずに、言葉の重みやじめの重大さをしっかりと理解しながら過ごいきたいです。また、グループワークではみんなの意見を聞き、それぞれが違う意見を持っていて、人は価値観が違うということも分かりました。だからこそ、自分が発言する言葉に気をつけて過ごすことが大切だとも思いました。とても良い学びを得られた時間でした。(A組 N.M.)

 「いじめの定義」は、やられた人が心身の苦痛を感じたことということを再認識することができました。「いじめの四属造」のお話では、小さなYesのサインがいじめにつながるということを理解できました。事例は自分の身の回りで起きそうなもので、真剣に考えることができました。一人の言動によって状態が急変するため、自分の言葉に責任を持たなければいけないと感じました。(B組 S.T.)

 まず、「いじめ」とは心身の苦痛であると改めて学び、人の心はささいなことでもすぐにこわれてしまうのだなと思いました。今回の授業で「体→心→物」と法律のしくみを分かりやすく説明していただき、とても楽しみながら参加できました。もし、クラスで何かもめ事がおきた時、自分はどこの立場にいるべきか、どのような態度をとればいいのか、考えさせられました。みんながベストと言っていたように、自分の意見をしっかり言えるようになりたいです。(C組 R.M.)

 いじめには、4つの立場があって、加害者・観衆の立場にはなりたくないな、と思いました。また.加害者や観衆になってしまった場合にはどう対応して心を入れ変えたらいいのか、被害者の人が受けた傷をどう治していくかを考えられるようになりたいです。その立場にいないことが一番良いですが、気づかない間に傷つけてしまったりしてしまうこともあると思うのて、今回の授業を心に残しておいて、人を傷つけることをしないようにしたいです。被害者になった時は、つらい気持ちをため込まず、.親など信頼できる人に相談できるようになりたいです。今回の授業を受けて、いじめは本当に深刻な問題だなと思いました。(D組 S.N.)

 昨日の授業で、いろいろな説明がとても分かりやすく、自然に頭に入って来ました。また、コップの説明では、最後の1滴をたらさない、そして、水をためないことが大事だとおっしゃっていたのがとても記憶に残っています。相手、友達の水をためないこと、そして自分の水もためないことを意識しようと思います。今回の授業で一番学んだことが多かったのは、「中立な立場」のお話です。関わらなくても、関わりすぎても「中立」ではなくなってしまうので、きちんと本人たちに本当のことを聞いて、自分なりに対処することが大事だと学ひました。先生が「自分で考えて行動したことはすべて正解だ」と言ってくださって安心しました。本当にありかとうございました!!(E組 E.I.)

 昨日のお話を聞き、いじめの怖さや自分がどういう行動をとったら良いのかということを確認することができました。いじめとは、やられた人が心身の苦痛を感じることで、加害者がいじめをしているという自覚が無くてもいじめに発展してしまうことがあります。ワークシート内にある事例を読みながら、実際自分だったら……と置き変えて考えてみたりしました。また「いじめの四層構造」ということも新しく学び、新たな知識を得ることができました。積極的に発言をし、グループで実演をしながら意見を発表したりして、有意義な授業の時間を過ごせたと思います。もう一度いじめの定義について考え、自分が加害者や当事者になることの無いよう、日々の生活の行動をもう一度確認し、これからも楽しい学校生活を送りたいです。貴重な授業をしていただき、ありがとうございました。(F組 M.K.)