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学習・進路生徒の活動行事

高1 箱根研修旅行に行ってまいりました

5/12~14の2泊3日で、箱根研修旅行に行ってまいりました。この旅行は、クラスや学年の親睦を深めることと、もう1つ、高校生として今の自分を真正面から見つめ、将来の生き方や人生について考えることを主たる目的としています。

旅行の前には、卒業生2名にご来校いただき、進路に関する講演をしていただきました。身近な先輩方が果敢に進路を切り拓いていらしたことを知り、生徒達は勇気をいただいた様子で、講演後も時間を惜しんで質問をしていました。

そしていよいよ箱根に出発。最初の活動はエクストレモさんによる「プチアドベンチャー」。方位磁針と紙の地図を頼りに、芦ノ湖から姥子まで、かなりの広範囲をグループごとに散策し、7か所あるポイントでミッションをこなして、合計点を競いました。なかなかハードなポイントもあり、汗だくになりながらも仲間で協力し合い、全力で楽しみました。

宿では、この旅行のメインとなる“3分間スピーチ”をクラスメイトの前で全員が行いました。自分の弱いところ、なりたい姿や目標など、繕うことなく堂々と述べる姿は、本当に恰好良く、改めて友達をリスペクトすることに繋がった様子です。

以下、今回の旅行を仕切ってくれた進路学習委員の生徒達の感想です。

もともと引っ込み思案で人と関わることに抵抗を感じていた私は、進路学習委員長にチャレンジしたものの不安でした。しかし仕事を褒められた時、今までの努力と不安が全部肯定されたかのように感じて、大きな自信を得ることができました。また、クラスのみんなが自分の将来について語る中で、一人ひとりが、自分の夢や不安、努力してきたことを真剣に話す姿を見て、それぞれの中にある思いや強さに気づくことができました。(委員長 M.S.さん)

涙あり、笑いあり、学びありのとても濃い研修旅行でした。今までお互いの考えている夢や具体的な進路を聞く機会はなかなかなかったため、クラスメイトのスピーチは驚きや感心の連続で、胸を打たれる場面が多々ありました。同じ職業を夢見る人でも、夢を持った経緯や大切にする事、目指す分野は異なり、まだ進路が具体的でない人達も、芯を持ってそれぞれの理想の人間像や自分のモットーを持っていて、一人一人色があるスピーチでした。なにより聞く側が真摯になって耳を傾けていて、クラスの中でとても良い雰囲気が作れたと思います。いつもの学舎とは異なる環境下で寝食を共にしたり、想いを打ち明けたり、共にアクティビティなどで協力したりと、普段以上に深くみんなと関わる機会が増えたことで相互理解が深まり、より一層団結力が増しました。(副委員長 O.F.さん)

クラス集会を経て、視野がかなり広がったように思います。クラスメイトの姿勢やはっきり見据えた未来を一人一人聞けたことで、自分も背筋が伸びた気がしました。興味を持っている分野が意外だった人や、進路に悩み苦しんでいる人もいることを知り、気持ちを共有できたことで心が軽くなったと同時に、自身の進路についても覚悟と自信がつきました。また私は、自分の性格にも少し変化があったと思います。今まで人前に立つ仕事は避けがちで、言いたいことがスムーズに出てこないことも多かったのですが、副委員長という仕事をきっかけに、人前でも自分らしさを出し、言いたいことを言えるようになりました。自分が変わるチャンスにもなった経験でした。(副委員長 K.M.さん)

3分間スピーチでは、大人数の前で言うのがずっと恥ずかしかった夢を初めて言うことができました。緊張の中で本音を話すことは決して簡単なことではなく、発表しながらもとても不安な気持ちでしたが、クラスのみんなの応援を受けることができ、とても良い経験になりました。(クラス委員 M.M.さん)

人が変わるほどに成長する中高6年間、これからが楽しみです!