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学習・進路

ソーラーパネル委員会で特許出願についてのワークショップを開催しました

 7月15日(火)、中学生から高校生までの約15人のソーラーパネル委員は、東京ガス(東京瓦斯株式会社)の方を3人お招きし、第4回ワークショップを行いました。
 この日まで約1週間の自宅学習日が続いていたため、久しぶりに友達との話し合いや、考えを深めました。
 最初の1時間はこれまでの3回のワークショップの振り返りや、考え方のアドバイスなどについて、東京ガスの方からお話をいただきました。また今回のワークショップでは特許申請をするためのアイデア出しの会であったため、特許とは何かなどの説明をして下さいました。
 その後、学年ごとに分けた3つのグループにそれぞれ1人ずつ東京ガスの方がついてくださり、それぞれソーラーパネルに関する特許を取るためのアイデアを出し、発表の準備を行いました。
 最後に2時間以上のグループワークで話し合った内容を班ごとに発表を行いました。東京ガスの方からは、どの班も中高生だからこその柔軟な考えや斬新な意見が飛び交っていた、と褒めてくださいました。
 これから、東京ガスの方が特許申請に向けて私たちのアイデアをブラッシュアップさせて下さいます。このワークショップを通して、より斬新なアイデアに現実味を帯びさせるための考え方や裏付けとなる理由を沢山出すことで、より具体的に説明する力をつけることができました。

高1 T.M.

生徒の感想

 私は3つの班のうち高一と中3の生徒5人のグループに入りました。
 学校の電気自給率を100%にするには、さらに8000㎡ほどソーラーパネルを設置する必要があります。より多くの場所に設置するため、どこにどのような手法で設置するか考え、これを特許申請のアイデアとしました。
 「ソーラーパネルを設置できるのは平地で人が使うところにしか置けない」という固定観念を覆すようなアイデアが沢山飛び交いました。また、やわらかい素材や平面でない場所を校内散策の中で探して解決策を考えました。
 学年の違う子や、初対面の子とでも自分の案を明確に相手に伝えることがどの班でも出来ていたため、女学館生の良いところの新たな一面を知ることができました。
 まだアイデアを練っている段階であるため、私たちの案をはっきりと説明することはできませんが、特許申請できることを祈っています。また次のワークショップを楽しみに、今回出したアイデアよりも良いものを考えられるように、日々少しの疑問でも自分でよく考える癖をつけていきたいです。

高1 T.M.

 本日は「特許出願を目指すワークショップ」に参加しました。
 以前から特許についての説明は受けていましたが、実際に校内を探索して、ソーラーパネルを設置できる場所を探し、そのアイデアを特許として出願するまでのプロセスを体験するのは初めてのことだったので、とても新鮮で貴重な経験になりました。
 活動は約4時間半にわたり、班ごとにさまざまな意見を出し合いながら、アイデアを深めていきました。どこにどう設置すれば現実的か、安全性や効率性も考えながら議論したことで、思った以上に本格的な学びになったと思います。校内探索では、普段何気なく歩いている場所にも目を向けて、新たな可能性を見つける楽しさがありました。最後には班ごとに発表し合い、他の班の具体的なアイデアを聞くことで、自分たちでは思いつかなかった視点にも気づくことができました。
 普段の授業ではなかなか得られない実践的な活動を通じて、「発明」や「知的財産」といったテーマがより身近に感じられ、将来にもつながるような刺激を受けました。

中2 H.R.

 今まで特許に関わったことがなく、とても難しそうなイメージだったので、今回このような機会をいただけて、とても嬉しいです。
 「ソーラーパネルを他に取り付けることができる場所はないのか」という、身近なテーマについて話し合いました。東京ガスの方が「普通だったらこれはできないと思ってしまうような内容でも、それが特許につながることがある」とおっしゃっていたので、頭を柔らかくして、まさかこんなところにということも考えました。
 これからの活動も特許取得を目指して頑張っていきたいです。

中2 T.Y.