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高二修学旅行代替プログラム~京都・奈良がやってきた③~

昼食後は選択制のリモート体験プログラムを行いました。体験は、
① 漆工芸体験
② 京菓子作り体験
③ 匂い袋作り体験
の3つから選ぶことができます。どのコースもzoomを使って京都にいらっしゃる職人の方にリモートの形でご指導いただきながら行いました。最初はどのコースでも悪戦苦闘している様子が見られましたが、徐々にコツをつかんできて生徒たちはみな楽しみながら体験学習をしているようでした。
「先生、どうですか。結構上手に塗ることができたと思いませんか?」
「〇〇のお菓子、お花の形そっくりにできていて上手!職人さんみたい!」
「匂い袋いい香りに仕上がりました。京都にいるみたいです。」
生徒の皆さん、是非家に帰ってからこの日の体験の様子をお話ししてみて下さいね。

体験が終わり、それぞれの教室に戻ってからは、お土産を配布し、ここまで頑張ってきた修学旅行委員の苦労をねぎらいました。
以下は修学旅行委員長と副委員長の感想になります。

委員長
分散登校が始まった昨年6月から修学旅行の準備のため約9か月間、委員の皆と協力してやってきました。グループ分け、移動手段、宿泊環境なども感染予防を考慮し、コロナ禍でどのように実施できるか話し合いを重ね実行に向け全力を尽くしました。しかし、緊急事態宣言の延長が決まり、残念ながら修学旅行は中止となってしまいました。覚悟はしていたものの皆さんも悔しく、遣る瀬無い気持ちでいっぱいだったと思います。修学旅行だけでなく様々な行事がコロナの影響を受けた高校2年生の1年間でしたが、最後にこのようなプログラムを実施できました!!宿の方達のビデオレター、琵琶奏者の方の演奏、観光ガイドさんの貴重なお話、京菓子や匂袋作り、漆器加飾の体験など、京都や奈良の修学旅行の雰囲気を感じてもらえたでしょうか。少しでも感じてもらえたなら幸いです。今日のプログラムを思い出のひとつとして胸に刻み、残りの高校生活も充実した日々を過ごしていきましょう。旅行委員の皆さん本当にお疲れ様でした。そして、コロナ禍にも関わらずこのようなプログラムにご尽力くださった講師の方々、先生方に感謝申し上げます。

副委員長
修学旅行委員会の活動は今年はコロナウイルスの影響で休校期間明けからとなりました。昨年度末に委員長、副委員長が決まった時はコロナウイルスの流行がここまで拡大し、長引くとは思ってもいませんでした。この一年間私たちは修学旅行が行えるか全くわからない状況でただ行えることを願い、準備をしてきました。行動班を決めたり、みんなにレポートを書いてもらったりして、行きたいという気持ちが大きくなる一方で毎日全国のコロナウイルスの感染者数が増えていき、行けなくなる可能性がどんどん高まっていく状況に不安が大きくなっていきました。その結果、緊急事態宣言の発令、そして延長に伴い修学旅行は中止となってしまい、代替プログラムを行うことになりました。正直、とても悔しい気持ちでいっぱいでしたが、代替プログラムでも、みんなにとってこの一日が良い思い出になるように切り替えて準備をしてきたので、現地には行けなかったけど楽しかったと思ってもらえたらとても嬉しいです!私たちが楽しめるように沢山協力をしてくださった先生方、そして至らない点も多かった私たちについてきてくれて、楽しい委員会にしてくれた委員のみんな、本当にありがとうございました!

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