中3平和学習の様子
中学3年生は、15日(水)の道徳の時間に、平和学習の一環として「昔、父は日本人を殺した ~ピュリツァー賞作家が見た沖縄戦~(NHKスペシャル 2011年放映)」の動画を鑑賞しました。
来る3月に修学旅行で訪れる沖縄の地。沖縄戦についても様々な事前学習に取り組んでおり、記念祭でも「中3平和展」として発表します。今回の動画鑑賞も多角的な視点から沖縄戦を学ぶ貴重な機会となりました。動画を見た生徒の感想を以下に紹介します。
「沖縄戦で元海兵隊員だったアメリカ人は、とても後悔しているようで、つらそうに見えた。『本当に沖縄戦は必要だったのか』と考える人もいて、日本軍も米軍も沢山の罪のない民間人を殺していたことを知り、驚いた。『沖縄の人を殺したアメリカ人たちは、60年たった今でも殺したことを忘れなかった』という話が印象的だった。」
「この映像を見て、特に印象的だったのは、デールさんの父親と一緒に沖縄戦に行った人のお話でした。彼も戦争に行きたくて行ったわけではなかったのに、自分が生きるために相手を撃たなければならなかった。そのことをすごく後悔して苦しんでいると語っていた。人を殺す罪はとても大きくて一生その人にまとわりつくんだなと思った。」