始激（シゲキ）プロジェクト～アントレプレナーシップキャンプ IN TOKYO～

８月１５日（月）から１７日（水)の３日間、手と足と頭をフルに駆使して、自分だけの起業アイディアを考える「始激プロジェクト」に参加しました。こちらは、アメリカのマサチューセッツ工科大学（MIT）で開発された起業手法を実践的に学び、起業家や企業人から刺激を受け、社会のリアルを知りながら、自分のアイディアを磨いていくプログラムです。
今回は富士見高等学校の皆さんとの共同研修で、「ペルソナ（商品・サービスのユーザー像）を設定して神田の街をフィールドワークし、街を盛り上げて欲しい」というテーマに従い、「より幸せに生きるため」「つながるきっかけと場を作るため」を求めて、神田の街の人々と交流しながら意見を吸い上げました。それらのヒアリング結果を持ち帰り、「どうしたら若者が集まる魅力ある街になるか」を実現するため、どんな悩みと課題が顕在化しているかを何度も繰り返し議論し、「アイディアの尖り具合」「ワクワク感」「実現可能性」「共感を生む発表方法」等をベースに、神田の街の豊かな資源とつなぎ合わせたアイディアに絞り込みました。それらのアイディアは中間発表として、複数の起業家から個々に評価を受けて、さらに具体的に磨き上げ、ビジネスプランを作成していきました。そして、最終発表は実際の企業人から現実を踏まえた講評を受けました。本校生徒のチームは「Most Creative」と「Most Realistic」をそれぞれ受賞しました。他校生徒と一緒の研修でしたが、学校・学年の垣根を越え、臆することなく積極的に自分の意見を発信し、チームのメンバーと共同でワクワクするような伝わり易いプレゼンテーションを作り上げることができました。