学習・進路生徒の活動
日本新聞協会主催「第13回いっしょに読もう!新聞コンクール」優秀賞を受賞!
日本新聞協会主催「第13回いっしょに読もう!新聞コンクール」で、本校中3の菊地桃々さんが優秀賞を受賞しました。本校の中3社会科(公民的分野)の授業では、日刊の新聞(全国紙・地方紙)を紙で購読し、自分が興味・関心を持った記事を切り抜いて要約・感想を記入する「ニュースノート」と、それをもとに口頭で発表する「ニュース発表」の取り組みを続けています。この取り組みは、国内・国際社会の日々の時事的な話題に触れることで社会的な感性を高め、公民の基礎的な知識・概念について実際の社会の動きと結びつけることで理解を深めることを目的としています。それに加えて、社会的な問題について自分の意見・考えを持ち、それを発信する表現力を養うこともねらいとしています。この取り組みの成果を外部に発表する機会として、中3の全生徒が毎年夏休み中の課題として、一般社団法人日本新聞協会主催「いっしょに読もう!新聞コンクール」に挑戦しています。
以下菊地さんの言葉です。
この度は、新聞コンクールで優秀賞を受賞することができ大変嬉しく思っています。私は働く女性の「時間貧困」についての記事を選びました。日本の共働き世帯の女性が、仕事に追われて、育児や家事、余暇、睡眠の時間を十分に取れていない事実に衝撃を受けました。女性が我慢することなく、生き生きと豊かに暮らせる環境作りが大切だと思っています。そのためには家族や地域に住む人たちの協力が不可欠だと話し合いました。新聞を読む事で、社会課題を知り自分が出来ることを考えるようになりました。
菊地さんは東京都審査で「東京都最優秀賞」を受賞、さらに「全国審査で優秀賞」を受賞されましたが、他にも入選した生徒がおり、本校は「東京都優秀学校賞」を受賞しています。今回、本校の生徒が初めて全国審査での優秀賞を受賞したことを喜ばしく思うと同時に、今後も社会的な課題に関心を持ち、解決に向けて行動できる生徒が増えていくことを期待しています。