教科の特色
豊かな知性と情操を育む独自の授業を実践。きめ細かな指導で一人ひとりの可能性を大きく広げます。
普段の授業では、考える力、読む力、話す力、聞く力、感じる力などの生徒の能力を培い、科目によっては実験や実習、鑑賞や体験なども取り入れ、理解を深める工夫を行っています。東京女学館がめざす「人と社会に貢献する女性」の育成。それは教育理念と教育目標に基づき、各教科と学年行事、自国文化理解授業など「自己実現」に向けて中高一貫教育を展開しています。
国語の基本は「読む・書く・聞く・話す」です。文章を正確に読解する力を身につけ、自分の意見を文章にまとめる表現力を高めていきます。
習熟度別分割授業を、中学ではすべての時間で、高校では一部の時間で実施しています。多読、発表、ライティングなど様々な活動を通して、英語でのコミュニケーション力を高めていきます。
中学での先取り学習によって中学3年生より高等学校の内容をじっくり学習し、理解力や進路に応じて、無理なく応用力を高めていきます。
中学では現代の世界が直面している事柄を認識し、問題意識を養います。高校では思考力・認識力を高める発展的な学習を進めます。
自然の事物、現象に対する関心や探求心を高めるため、観察・実験を重視しています。少人数で実験ができるよう、器具や設備も充実しています。
生涯にわたって楽しめるスポーツを発見できるよう、チームスポーツから個人スポーツまで、さまざまなスポーツに取り組んでいます。
6年間の授業は生涯音楽を愛好するための基礎と位置づけています。歌唱や合奏を通して技術を身につけ、主体的な音楽活動を促します。
芸術の表現・鑑賞を通して、国内外の文化理解や情操の育成を目指します。他教科や社会との関連を意識し、芸術の幅広い内容を伝えます。
文字を正しく、速く、美しく書くことを目標に基礎から学び、自国の文字文化を大切にする心や豊かな感性を育てます。
実習を多く取り入れ、特に食育を中心に調理実習を全学年で実施しています。被服実習では手仕事の楽しさや達成感を実感します。
基本的生活習慣や学習態度を身につけることから始まり、学習活動や文化的活動、情操教育などを通して人と支え合う「生きる力」を養います。
ボランティア体験学習、環境学習、平和学習、課題研究や日本文化研究など、学年別にさまざまなテーマで取り組んでいます。