よくある質問

ADMISSIONS

ご質問いただくことが多い事柄についてお答えします。

入試Q&A

Q. 東京女学館がつくられたのは、いつごろですか。

明治21年(1888年)です。
女子教育奨励会が中心となって設立しました。女子教育奨励会は、皇族の北白川宮能久親王を会長に、伊藤博文、澁澤栄一、岩崎弥之助、外山正一など、当時の政・財・官界の有力者によって構成されました。

Q. 女学館に関係する知り合いがありませんが、受験は不利になりますか。

東京女学館の教育にご賛同いただける方は、どなたでも受験ができます。受験は公正に行われますので、全く心配ありません。

Q. 通学の時間による制約がありますか。

ありません。現実には90分以上になるとお嬢様の体力が心配されますので、90分以内であることが望ましいと考えています。通学は毎日のことですので、無理はなさらないようにしてください。

Q. 東京女学館小学校からの入学生と仲良くできるでしょうか。

併設の小学校から中学校へ入学する生徒は約70名です。国際学級を除いて60数名が5クラスに分かれますので1クラス12~13名ほどになります。併設小学校からの入学生も中学から新しい友だちが増えることを心から楽しみにして進学してきますので、日々の学校生活の中で、すぐに仲良くなります。中学校生活はどちらにとっても新しい出会 いの場であり、一生の友達を見つけるよい機会となっています。

Q. 親の転勤に伴い海外・国内の転勤先に同行した場合、復学はできますか。

再入学制度があります。転学されるときに再入学手続きをしていただきます。高校3年生の途中での再入学はできませんので、高校2年生の終わりまでに帰国していただく必要があります。復学に際しては面接をさせていただきますが、学齢に応じた学年に復学することができます。

国際学級Q&A

Q. 国際学級は学年に1クラスしかありませんが、一般学級の生徒と交流はできますか。

授業は国際学級単独で行いますが、クラブ活動・委員会活動や学校行事・学年行事はすべて一緒に行います。特にクラブ活動で作られる人間関係は大きく、横のつながりも十分持つことができ、一般学級の友人もできます。
なお、2026年度の中学1年生から、1学年のうち2クラスが国際学級となります。

Q. 国際学級の授業は英語が大きな特色ですが、他の科目が手薄になりませんか。

英語以外の科目は、使用教材、進度共に他クラスと同じです。国際学級だけ簡単で内容の薄いものを扱っているわけではありません。女学館のスタンダードな授業を受けながら、英語に関しては独自のカリキュラムで勉強できます。

Q. 6年間クラス替えがないのは大丈夫ですか。

不安はもっともですが、心配ありません。様々な国で育った生徒たちの集まるクラスなので、考え方や価値観も多種多様です。それが前提になっています ので、「自分と違う」「自分と合わない」という問題が生じたときに、「違っていてもそれでよい」という意識が、生徒の中にも醸成されていきます。お互いを認め合い、それぞれの個性を受け入れ、何かトラブルがあっても前向きに乗り越えていく姿勢が身につきます。持っている個性は多彩ながら、クラスとしての団結力は年ごとに高まり、6年間で何物にも代え難い絆が作られていきます。
なお、2026年度の中学1年生から、国際学級が2クラスとなり、その2クラスの中でクラス替えを実施する予定です。

Q. クラスの雰囲気はどのような感じですか。

海外で滞在していた国もさまざまで、異なる体験や個性を尊重し、認めあう、居心地のよいクラスになっています。海外での貴重な体験をお互いに共有することで、価値観の幅を広げています。何事にも積極的に取り組む生徒が多いので、授業への取り組みにも活気があり、発言や質問をよくします。帰国生と一般生がお互いに励まし合い、刺激し合い、友情を深めて豊かな学校生活を送っています。

Q. 英語経験がまったくないのですが、国際学級の英語についていけるでしょうか。

国際学級では、入学時の英語力を問うことはしていません。中1から白紙の状態で英語を始める生徒も、毎年たくさんいます。入学前の英語経験により3 グループに分かれ、自分のレベルに合った授業を受けられますので、経験がなくても基礎から英語を学ぶことができます。
ただし、国際学級の英語は読む量も書く量もボリュームがあり、日々の課題や宿題も多いので、小学校の間に学習習慣をしっかりつけておくことがとても大切です。また、国際学級では「英語がもっとうまくなりたい、使えるようになりたい」という意欲こそが大きく物を言います。実際、国際学級には英語学習に熱心な生徒がたくさんいますので、かなり手 ごたえのある教材を使いながら大きな課題や言語活動を課されても、この意欲に支えられて共に楽しく学んでいます。

Q. 帰国生に対するキャッチアップとしての補習などはありますか。

科目によって個人差がありますので、個別に対応しています。中1の国語は、一般学級よりも週1時間多くなっています。

Q. 理数系に進むことができますか。

はい。これまでは文系コースのみでしたが、令和6年度の高1から、高2進級時に文系・理系両方のコースを設け、国際コースに在籍したまま理系を選択できるようになりました。

国際理系コース新設の主な理由は、国際コース独自の教育を選択進路に関わらず受け続けられる環境を整え、生徒がより多様な分野で国際社会において活躍することを応援するためです。

国際学級で学んで:在校生の声