国際学級で学んで

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在校生へのインタビュー

2022年 高三

写真左から
E.N.さん  シンガポールからの帰国生(入学時のLanguageArtsは中級レベル)
K.H.さん  中学校からの一般生(入学時のLanguageArtsは中級レベル)
T.K.さん 小学校からの内進生(入学時のLanguageArtsは上級レベル)

楽しみながら英語力を向上させ、幅広い知識と教養を養う国際学級
E.N.さん

海外での生活経験のある私は、英語力の向上と、国際社会で活躍できる広い視野を身につけるために国際学級を選択しました。中1で見学した校内模擬国連では、英語で議論する先輩の姿に感銘を受け、自分もそうなりたいと思いました。授業で使う本は、歴史や古典などバラエティに富んだ分野で、広い知識と教養を身につけることができます。学習講座やネイティブの先生との交流は、楽しみながら英語力を向上させてくれます。将来は留学して、社会・科学分野を研究する道に進みたいと思います。

 

高い目標を持つ仲間たちと学び、広い視野と積極性を得ました
K.H.さん

入学時から同じ仲間と共に学び、励まし合うことができる国際学級の団結力は、とても強いものです。中3で取り組んだ英語劇『ロミオとジュリエット』は、すべて英語で表現するため不安な気持ちも少しありましたが、普段の授業から積み重ねた発表体験のおかげで、本番では堂々と演じることができました。今後は国際学級の中で培われた積極性と英語スキルを活かして、世界各地の方々と文化を学び合い、新しい価値観と出会うことで自分自身を高めていきたいです。

 

国際社会で生きる力と相互理解の姿勢を身につけました
T.K.さん

国際学級は世界各地からの帰国生と交流し、異なる価値観を理解しあい、独自のプログラムによって国際社会で生きる姿勢を養う学びがあります。中3の時に英語で読んだ『白旗の少女』は、戦争と平和について主体的に学び、考えるきっかけとなりました。模擬国連は各国の大使としての目線を持って国際問題に向き合うことで、多角的な視点を持つことができました。6年間変わらないクラスメイトは、行事ごとに友情を育み、多彩なプログラムに一緒に取り組むごとに絆を深めた大切な仲間たちです。

 

2021年 高三

写真左から
K.Y.さん 台湾からの帰国生(入学時のLanguageArtsは初級レベル)
K.R.さん  小学校からの内進生(入学時のLanguageArtsは中級レベル)
O.A.さん 中学校からの一般生(入学時のLanguageArtsは上級レベル)

 

多様なバックグラウンドを持つ仲間に刺激を受けています
K.Y.さん
海外の生活経験がある私にとって、国際学級の多様性や国際的なカリキュラムはとても魅力的でした。特に校内模擬国連は世界情勢を肌身で感じ、日本を客観的に見ることのできた貴重な機会でした。クラスには内進生、一般生、帰国生など様々なバックグラウンドを持つ仲間がいますが、違う価値観を持ちながらも他者を否定せず、自分らしさを表現できる雰囲気があります。6年間クラス替えがないので団結力が強く、いつもにぎやかな学校生活です。

世界の貧困問題に取り組んで課題解決できる力を培いたい
K.R.さん
私は将来、JICAに入って貧困に苦しむ人々のために貢献するのが夢です。国際学級の学びは、問題意識を持って社会の出来事に向き合う機会がたくさんあります。クラス全員が取り組んだ校内模擬国連は、皆と協働して社会の課題に向き合う大切さを知りました。様々な社会の課題を可視化する練習を積み重ねる中で、問題意識を持つこともできます。 これからも海外の文献や先行研究にも積極的にアクセスして、課題を論理的に解決する力を身につけたいと思います。

世界には多種の文化と価値観があると教えてくれる国際学級
O.A.さん
中3でホームステイしたタスマニアと高一で行ったボストンには、同じ英語圏でもまったく違う文化がありました。 世界各国、地域には様々な人の価値観や生活があると実感した体験です。国際学級では高度な英語力を培い、国際的な視野を持つ機会がたくさんあります。ずっと同じクラスの友だちとは、お互いに本音を言い合い、学力も人間的にも高め合いながら6年間を過ごします。この経験を活かして海外の 大学に進学し、将来は世界で活躍できる人になりたいです。

 

2020年 高三

写真左から
Y.S.さん アメリカからの帰国生(入学時のLanguage Artsは中級レベル)
H.S.さん 中学校からの一般生(入学時のLanguage Artsは初級レベル)
K.W.さん 小学校からの内進生(入学時のLanguage Artsは中級レベル)

視野が広がり成長できた1年間のボストン留学
Y.S.さん
小学校時代をアメリカで過ごした私は、語学力をレベルアップさせたいと思い、国際学級を選びました。英語は「英語を学ぶ」ではなく「英語で学ぶ」授業です。1年間のボストン留学では、谷川俊太郎さんの詩を英訳して朗読し、皆が感動してくれたことが思い出です。ボランティア活動やバレーボール部など、いろいろな活動に参加して視野を広げることもできました。将来は世界で起きていることを、広く人に伝える仕事がしたいと思います。

自分を見つめ、明確な意志を持って将来を選択できるクラス
H.S.さん
国際学級のクラスメイトは英語圏で生活してきた人だけでなく、フィンランド、中国、オランダなど国際色豊かです。私は海外生活の経験がないので、英語で行われる美術の授業では、いつも友だちが助けてくれました。ボストンリーダーシップ研修では、明確な意志を持って将来を語る女性たちに感銘を受けました。国際学級は自分を見つめる機会が数多くあり、大人になってもずっと繋がっていたいと思える友だちに出会えるクラスです。

いろいろな教科を英語で教えられる先生になりたい
K.W.さん
国際学級は日常的に英語に触れるので、臆することなく英語でのコミュニケーションができる環境です。ずっと同じクラスにも関わらず、いつも新しい発見があるのも特徴です。ボストンリーダーシップ研修ではお互いを深く知るワークショップがあり、友だちの新しい個性を発見することもできました。将来は英語の教師になることが夢ですが、英語以外の教科も英語で教えられるような先生にチャレンジしたいと思います。