安心・安全の
ための取り組み SCHOOLLIFE
安心・安全の
ための取り組み SCHOOLLIFE
赤いリボンの安心と安全
近年、児童を対象とした事件や事故が多発していますが、
本校では安全と安心のために次のような対策を講じています。
新学期が始まった4月には、通学路別下校班の顔合わせがあり、子どもたちは同じ帰宅方面の児童同士でグループになります。5月・10月・1月に行う下校訓練では、上級生が自分の班を先導して解散するまで下級生の面倒をみます。
また、遠距離で交通機関を利用する児童が多いため、緊急時のことを想定して大地震対応マニュアルを常時携帯しています。携帯電話は、家庭からの希望により四者対応の機種のみに限り許可します。さらに、防犯ブザーを全児童に配布し、緊急時の使用を徹底しています。
渋谷地区での情報の共有・交流にも力を入れています。警察のスクールサポーターの方からの情報収集、渋谷警察の方を招いてのビデオや絵、人形などを用いた交通安全教室を実施しています。
保護者との円滑な連絡をとるために日常的にアプリを利用していますが、突発的な事件や災害時の連絡にも役立てています。
さらに、学校内外には児童が安心して学校生活が送れるよう、様々なセキュリティ・システムが設置されています。まず、建物周辺の防犯カメラは、24時間不審者の侵入を監視しています。また、教職員は校内のどの場所からでも異常を通報できるスクールガードを常時携帯しています。警察に直接連絡できるシステムも設置しており、それらのすべてが子どもたちの安全を見守っています。
そのほか、危機管理マニュアルを活用し、不審者が侵入した場合を想定した訓練を年に数回実施しています。
また、警備会社による正門でのチェック、校内の定期的巡視を義務づけています。
最近では、児童の事故に備え、 AED(自動体外式除細動器)を 保健室に常設しました。全教職員が救命救急法の講習を受けることで、機器の取り扱いについての習熟を図っています。
児童の安全に配慮して設置した校内バス停留所
いじめ防止基本方針
東京女学館小学校 いじめ防止基本方針
東京女学館小学校では人権尊重の理念に基づき、全ての児童が安心して楽しい学校生活を送ることができるよう、いじめの根絶を目的に以下のとおり「いじめ防止基本方針」を策定します。
1 いじめの定義
一定の人的関係にある他の児童が行う心理的又は物理的な影響を与える行為であって、当該行為の対象となった児童が心身の苦痛を感じているものをいいます。
2 いじめに対する考え方
いじめは、いじめを受けた児童の教育を受ける権利等の人権を著しく侵害し、その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を及ぼし、いじめを受けた児童の心に長く深い傷を残すものです。
いじめは、絶対に許されない行為であり、全ての児童は、いじめを行ってはいけません。
3 いじめ防止に向けての基本姿勢
いじめの兆候や発生を見逃さず、学校が迅速かつ組織的に対応するために、いじめに対する認識を全教職員で共有します。
また、いじめはどの学級にも、どの児童にも起こりうるという事実を踏まえ、全ての児童を対象に、いじめに向かわせないための未然防止に取り組む姿勢を全教職員で示します。
4 いじめ対策のための校内組織の設置
校長、副校長、教頭、生活指導部、養護教諭、各学年担任1名、スクールカウンセラー等からなるいじめ防止等の対策のための校内組織「学校いじめ対策委員会」を設置します。
学校いじめ対策委員会はいじめの未然防止、早期発見、早期対応等に対応するため、いじめ発生時の他、定期開催するものとします。
5 家庭との連携
学校は、日頃から家庭と連携を密に取り、いじめ防止に向けて取り組みます。
6 いじめの未然防止、早期発見、事実確認、早期対応等に関する取組
学校は、法人と連携して、「未然防止」、「早期発見」、「事実確認」、「早期対応」の四つの段階に応じて、いじめの防止に向けた実効的な対策を講じます。
7 いじめ重大事態
重大事態とは、次に示す事態にある場合と考えます。
(1)いじめにより児童の生命、心身又は財産に重大な被害が生じた疑いがあると認めたとき
(2)いじめにより児童が相当な期間学校を欠席することを余儀なくされている疑いがあると 認めたとき
重大事態が発生した場合は、学校いじめ対策委員会で早急に詳細な事実確認を行います。
また、必要に応じて関係機関や専門家と相談・連携を図り、問題解決のために対処します。