校長あいさつ GUIDE

教育目標の具現化のために

東京女学館小学校 校長<br /> 盛永 裕一

東京女学館小学校 校長
盛永 裕一

東京女学館の教育目標です。

高い品性を備え、人と社会に貢献する女性の育成

これは、建学の精神を継承し、時代の変化に対応しながら、常に発展的に展開してきたものです。

この教育目標を具現化するために、以下の三つの特色ある教育活動を重視しています。

すずかけ 日本の伝統文化を楽しく学ぶ活動です。日本舞踊、茶道、華道など、日本人女性としての高い品性を身に付けることを目的としています。世界で活躍する女性リーダーとしての資質を高める大切な学びとなっています。

つばさ  体験学習と情報教育から構成されていて、国際社会に羽ばたくことをイメージしています。秋を探す活動、店員体験、宿泊行事やタブレットの活用などを通して、国際社会に羽ばたくための資質をはぐくむものです。

とびら  国際社会で活躍するリーダーの資質に必要な語学力を養うために、コミュニケーションのための英語教育を展開しています。また、国際性を養うため、イングリッシュキャンプや海外研修などを実施しています。

上に記した特色ある教育活動に加えて、日頃の授業を充実させることにより、教育目標の具現化に迫ります。そのために日頃の授業では「問題解決」と「相互啓発」をキーワードに授業を創る営みを続けます。

問題解決 子供たちは将来、社会に出て多くの問題を解決していきます。しかもその多くは、答えのない問題です。授業では、答えのある問題を解決することによって、答えのない問題を解決するための練習をしているのです。

相互啓発 授業では、子供たちがお互いの考えを認め合い、高め合う関係が大切です。この活動により、他者を認め、よりよい考えを導き出し、学級全体に広げていくのです。このような相互啓発こそが、集団で学ぶよさと言えます。

東京女学館小学校では、三つの特色ある教育活動、学校行事、そして日頃の授業の充実により、お子様の成長を見守ります。そして、近い将来、国際社会に大きく羽ばたく姿を確信しています。