保護者の受験体験談
親の受験
1年生保護者 H.Nさん
時待ちをして満開に咲く桜の下、記念撮影をさせて頂いたあの4月10日の入学式より2年前、「すずかけ」と「つばさ」の学び舎に娘を通わせたく塾へ通わせ始めたあの頃、遊びたがる娘にペーパーテストを促し、学校案内のDVDを見せ、この小学校のすばらしさを理解させる日々が始まりました。しかし、月日が経つほどに模擬試験の成績が悪くなり、涙を流しながら勉強する娘の就寝後、私自身が何を理解できているのか、親として人としてどのように導いていけばよいのかを自問自答し混乱している有様でした。貴校の公開授業にて回答にチャレンジした生徒が答えを間違えた時に「助けてあげられます。」と他の生徒が参加していきました。思いやりの教育でした。以降、私は娘に対し問い詰めるではなく、解くことに参加することにしました。この共同作業は勉強も活動も活性化させるものでした。いつしか娘も笑い顔を取り戻していき、それを見る私もきっと笑っていたのでしょう。
小学校の受験とは、さらには受験勉強とは親の受験ではないかと。おととしの運動会にお伺いしていなければ惰性で過ごしたであろう2年間。学び、耐え、知りえたのは私こと親でありました。
貴校の教育理念と娘の努力に感謝すると共に、これからの6年間を親としてしっかり向き合う姿勢づくりの時でありました。