保護者の受験体験談
娘について夫婦で話し合う
1年生保護者 N.Rさん
私共が、東京女学館小学校の受験を意識するようになったのは、娘が年中の頃でした。ミッションステートメントの中核となる「すずかけ」等独自のカリキュラムの下で、国際社会で活躍するための素養を、また、インクルーシブリーダーシップ教育を通して仲間と協力し助け合い、相手のことを理解する心を育むことのできる環境に大変魅力を感じておりましたが、親子で何度も学校行事に参加させて頂き実際に児童と接することで、より一層その想いを強くし、いつしか娘自身の希望ともなっておりました。
特に受験に際して苦労したと思うことなどはありませんが、一朝一夕には身につくことのない挨拶や返事、言葉遣い等については、外出先だけではなく家庭内でも常に意識して過ごすようにしておりました。また、毎日のように受験勉強というものをさせるのではなく幼稚園生活を大切にし、家庭のお手伝いや外遊び、季節に沿った行事や体験活動などを家族で沢山楽しむようにして参りました。家族が一丸となって受験を目指すことにより、娘について夫婦で話し合う機会が増え、家族で過ごす時間をそれまで以上に重視するようになったと思います。娘自身も、様々な経験や体験を通して目標に向かって努力することの大切さや達成した時の喜びを感じることができ、精神的にも成長することができたことを大変嬉しく思っております。
入学してから2週間が過ぎましたが、毎朝赤いリボンを自分で結び、しっかりとした足取りで楽しそうに通学する姿を見ておりますと、つい2ヶ月前まで幼稚園生であったことを忘れてしまうほど娘の姿が大きく感じられます。東京女学館小学校の一員としての自覚と誇りを持ち、仲間と共に充実した学校生活を送る中で一歩一歩成長してほしいと願っております。