保護者の受験体験談
保護者推薦書
4年生保護者 T.Yさん
平成22年度、AO型入試、一般入試を受験させていただきました。この体験談を記入するにあたり、提出した願書、推薦書(保護者用・紹介者用)、健康診断書、考査表、面接表を見て、大変懐かしい思いをいたしました。小学校受験自体、することを決めたのが平成20年8月でした。それから通学可能な私立小学校をできる限り訪問し、第一希望として本校を受験することに決めた平成20年10月から、1年間家族一丸となって、AO型入試の準備をすすめていったことを思い出します。
私ども両親は、AO型推薦書の準備、できる限りの情報を入手し、学校訪問をも重ね、教育方針の理解と本校研究に日々を費やしました。準備をすすめるにつれ、入学したいという気持ちがどんどんふくらんでいったことを覚えています。また、娘自身は楽しく通塾しながら、様々な体験を積み、元々年令以上にしっかりした子供ではありましたが、受験時には、小学校2年生くらいの女の子に成長しておりました。家では、毎日のようにDVDを見て、そこで紹介されている歌は当時3才の弟も覚えてしまうほどでした。制服を着ている自分の絵を描いたり、小学校ごっこを楽しそうにしていました。
こうしてすすめていった受験準備でしたが、願書提出の際にも、どの郵便局で、どのタイミングで投函すれば早い番号がいただけるのかを渋谷と自宅近くの郵便局本局に確認しました。結局、早い番号は運のみということとなり、本局開局の9時過ぎ(9月29日)に受付してもらいました。結果、AO型が受験番号「1番」、一般が「48番」と、とても早い番号がいただけました。10月8日に一般、13日にAO型の面接、11月1日考査。一般の面接は、S先生にご担当いただきましたが、他校と比べ、両親の考えが共有されているか、ということを重要視しているように思えました。AO型の面接は校長先生との距離も近く、大変緊張しましたが、終始穏やかな雰囲気で質問にお答えしながら、2人の思いをお伝えできたと思っております。娘に対しては、当時、新型インフルエンザの流行もあり、通塾、通園する際にもクレベリンを息子のベビーカーに装着し移動するなど、健康と栄養など体調維持に努めました。当日は副校長先生の前で当時レッスンしていたヒップホップダンスを歌いながら踊るなど、先生方の温かい雰囲気の中で精一杯力を出すことができたようです。
AO型入試の推薦書作成・面接にあたり、学校教育への理解を深めたことはもちろんですが、娘を育てる親として、真剣に2人で話し合い、共に理解し、より深く考えることができ、今に繋がっていると思っております。娘が入学した4月から今年の3月まで3年間、父親は大阪で単身生活しておりましたが、当時の経験があったからこそ離れていても(毎日の電話、ほぼ毎週の帰省でしたが・・・)両親の思いを共有し、子供たちを育て教育できたと思っております。また、子供たちを育てることによって、私たちも親として日々、成長させていただいていると思っています。AO型入試の推薦書作成がある本校を受験し、合格をいただき、娘がお世話になっていることは、私たち両親の充実した毎日にも繋がっており、大変感謝いたしております。
AO型入試面接の際にも父親が校長先生に申しましたが、推薦書は我が家の宝物とし、娘が理解できる程に成長した時、私たちから手渡したいと思っております。