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つばさとびら中学年

館山校外学習(3年生)

9月中旬、3年生は初めての宿泊学習となる館山校外学習に行ってきました。館山ならではの豊かな海の自然に親しみ、友達との集団生活も経験しました。

今年の行程を紹介します。

1日目:伊戸での磯採集 

初日は、伊戸での磯採集です。網とバケツを持って、海の生き物を探しました。子どもたちは「先生、こんなに大きなヤドカリがいたよ!」と目を輝かせながら、夢中になって取り組みました。館山ならではの海の自然を肌で感じる、貴重な体験となりました。

2日目:沖ノ島探検と房州うちわ作り 

2日目は沖ノ島へ行きました。「海辺の鑑定団」の方々に案内をしていただきながら、自然豊かな島を探検しました。島の中では、様々な自然の様子を学び、貝拾いでは、自分のお気に入りの貝をたくさん見つけて、嬉しそうに持ち帰る子どもたちの姿が見られました。

午後は職人の皆様のご指導のもと、世界に一つの自分だけの房州うちわを作り上げました。職人の皆様の繊細な作業に感動し、改めて日本の伝統のすばらしさを感じることができました。

3日目:浜辺の散歩とウミホタル体験 

最終日は、宿舎前の浜辺を散歩しました。この頃には3日間で学んだ海の生き物の名前や特徴を口にする子も多く、その姿はまるで小さな海の博士のようでした。

渚の博物館におけるウミホタルの発光体験では、自分の手の中でウミホタルが動き、青白い光を放つ様子に、生き物の生命力や神秘さを感じました。

宿泊学習を終えて

部屋では3~4人で協力して過ごしました。3日間天候に恵まれ、海の自然を目と耳でしっかりと感じ、集団生活の難しさを味わいながらも、友だちとの仲を深めていった3年生。

互いの良さを味わい、集団行動からたくさんの学びを得た3年生は、失敗もありましたが、それを協力して乗り越えました。帰ってきたその姿は、少しお姉さんになったように見えました。この経験を通して、学級・学年がさらにまとまり、ひとまわりもふたまわりも成長した姿が見える校外学習となりました。