保護者の受験体験記ADMISSION

保護者の受験体験談

様々な情報を取捨選択し

2年生保護者 O.M さん

幼稚園では、年少のころより、受験に向けて努力されている方が、沢山いらしたので、小学校受験は身近に感じておりました。興味を感じつつ、私は周りに流されるのではなく、自分の目で小学校について知りたかったため、通える範囲の公立小学校、私立、国立と説明会や校内見学は娘が年少のころより、見始めました。その結果、学校により、子供、親、勉強に向かう意欲、全てにおいて、大きな違いがあったことを今でも覚えています。そして、何より、東京女学館小学校に見学に来たときに、この学校なら頑張ってみたいと受験を考えるきっかけを作っていただきました。この時点では、小学校受験をしようと頑張っている親子は、年少のころより、園庭で遊ぶことなく厳しくされている方を見ていたので、受験は大変なんだなと他人事に考えながら、できる範囲での勉強を始めておりました。

小学校受験について、色々調べましたら、受験の勉強とは、四季折々を大切にしたり、家族との会話や規則正しい生活等、当たり前の事を当たり前に過ごすことが大事ということに気づき、受験をするのは良いことのように感じました。甘えて過ごしていた娘も段々規則正しい生活が身につき、勉強も楽しくなり、受験をできるかもしれないと思ったのは年長の6月ころです。

大変だったのはこの時期からです。小学校の説明会の情報だけで、過ごしていたため、さらに詳細を調べようと東京女学館小学校にご縁をいただくためにはと知っている方にお話を聞きますと…。AOを受けなければ、まずご縁をいただけない、早々にお教室に入らなければだめ、コネが必要等々…気づくのが遅かったと泣きたくなる情報ばかり…。

最終的にはできる範囲での挑戦をすれば良いのではないかと主人と話、絶対合格ではなく、今までとおり、引き続き私たちなりの出来る努力をし、挑戦すれば良いのではないかと受験をさせて頂いた次第です。今思うと、信頼する教室の先生も、お話を伺った先輩方のお母様方のお話も、全てを信じていたら大変なことになっていたかと思います。色々なお話を聞くのはとても良いことだと思いましたが、それを鵜呑みにして、信じるのは非常に勿体無いことだと感じます。様々な情報を取捨選択し、家族で話し合い、自分たちが良いと思った事を選択して信じて、難しいことですが惑わされず過ごすことが大切かと思います。