保護者の受験体験記ADMISSION

保護者の受験体験談

初めての受験生活

3年生保護者 Y.Aさん

娘の受験を考え、いくつもの学校見学に行きました。先輩お母様から「いくとここだって思える学校があるものだよ」とアドバイスを頂きましたが、女学館の公開授業に伺った時、この言葉の意味がわかりました。すれ違う生徒さん皆さんが笑顔で挨拶してくれるその自然な明るい笑顔が学校全体を包みこむオーラのようなものに感じ娘がここの一員にして頂けたらと憧れ、毎回楽しみに学校の公開行事に参加させて頂きました。行事を運営する意識の高さに運動会でも学芸会でも驚きました。先生方が“自立”を考え日頃より指導されているからだと感じ教育方針に強くひかれました。

でも行きたい学校は決まっても何をどうして良いのかわからない初めての受験生活が始まりました。塾の女学館コースに行くと、お母様が、おばあ様がご出身、ご姉妹が女学館に通われているというご家庭が沢山ありました。田舎から出てきた我が家には合格は無いのかなぁ・・・勤務医の我が家では・・・と色々な不安に涙が出る日もありました。我が家の支えは、校長先生のお話でした。いつも特別なご家庭というのではなく、昔自分の家で母が大切にしてきた事を学校も大切にされていると感じました。日々を大切にすごし、その様子がわかって頂ける様な願書を書こうと2月~10月まで20回位8項目を考えては消しを繰り返しました。娘のお手伝いや絵、ペーパーも過去問10年分を何度もやりました。「完成していない」という焦りで娘を必要以上に怒るダメな母でした。

11月1日の5時に「11番」を見つけた時は大人になって初めて人前で声を出して泣きました。自分でもこんなに自信が無くて、不安だったと初めて思いました。

今年、下の子も小学生になり、私の受験生活が終わりました。「全て完ぺきな6才児はいない」下の子の時は少し余裕がある気持ちでいました。これは女学館で合格を頂け、学校で娘が大切に育てて頂き、少しずつ良い所もダメな所も成長させて頂けているから生まれた気持ちの余裕だと感謝しております。

私は毎回校長先生のお話を聞くのを楽しみにしております。娘共々、ご指導よろしくお願いいたします。