今週の給食(12/9~12/12)
12月9日(月)の給食
ロールパン、いちごジャム、ミネストローネ、花野菜おかかマヨ和え、夢オレンジ、牛乳
エネルギー:599kcal タンパク質:23.9g カルシウム:276mg
花野菜とは、花が咲く前のつぼみを食べる野菜の事で、ブロッコリーやカリフラワーがあります。ブロッコリーもカリフラワーも、どちらもアブラナ科の植物で、原産地を地中海東部とするケールが起源の野菜で、キャベツもケールを起源としており、そのキャベツを品種改良して作り出されたのが、ブロッコリーやカリフラワーです。学校給食のサラダは、衛生上茹でる事を基本としており、給食のサラダは、茹でた野菜を手袋でしっかりと絞って和えています。しかし、ドレッシングなどの調味料を入れると、塩分による浸透圧の関係でどうしても水分が出て味も薄まってしまうのですが、このブロッコリーやカリフラワーは、絞る必要もなく、浸透圧の影響もあまり受けずさらに栄養満点と給食にはもってこいの食材です。そして、寒い冬の今が旬で一番美味しい時期になります。児童の皆さんも良く分かっていますね。本日はサラダはどのクラスも完食。おかわりまできました。お野菜をしっかりいただいて、身体が元気になりますね。
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12月10日(火)の給食
ジャージャー麺、大学芋、シャインマスカット、牛乳
エネルギー:646kcal タンパク質:28.1g カルシウム:283mg
ジャージャー麺は、漢字では「炸醤麺(ジャージアンミエン)」と書き、中国の北部の家庭料理である麺料理のひとつだそうです。また、韓国でもジャージャー麺は、郷土料理の一つで、豚肉、玉ねぎをチュンジャンと呼ばれる甘めの味の黒味噌で炒め、水溶き片栗粉でとろみをつけたソースが麺にかかったもので大人も子供にも人気の料理です。女学館の給食のジャージャー麺は、韓国のジャージャー麺をイメージし、食べやすく甘さは控えめにし、栄養価を高くするために、タレには、豚肉や玉ねぎの他に、たけのこや干ししいたけ、ねぎのみじん切りもたっぷり加えています。チュンジャンの代替としては、独特の香りのある八丁味噌をベースに赤みそをブレンドし、甘さは三温糖、そして塩と醤油で味を調えています。たっぷりの茹でもやしと千切りの人参と胡瓜をのせて、野菜も沢山いただけるジャージャー麺の完成です。ジャージャー麺は人気ですね。麺のおかわりもきて、完食です。
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12月11日(水)の給食
茶めし、おでん風煮、卵焼き、バナナ、牛乳
エネルギー:611kcal タンパク質:25.6g カルシウム:347mg
おでんと言えば、茶飯(ちゃめし)のイメージが強いと思っていたのですが、給食メンバーでも、茶飯をそもそも知らず、おでんと組み合わせる事も知らないそうなので、「なぜこの組み合わせなのか?」を調べてみました。 茶飯とおでんの組み合わせは、江戸時代にはあったようです。 おでんは、もともと豆腐やこんにゃくに甘みそをつけた「みそ田楽」が始まりで、田楽と一緒に出されていたのが、熱燗(あつかん)と茶飯だったそうです。その後煮込み風のおでんに変わって現在に至ります。また、茶飯とは、①お茶で炊いて、塩で味をつけたご飯と、②醤油とお酒を混ぜて炊いたご飯と2通りありますが、給食の茶飯は、②です。練り物の多い本日のおでんは塩分がMAXなので、薄味の茶飯でもおかずでいただけると思いましたが、ごはんは少し残っていましたね。残念です。しかし、たっぷりとついだ「おでん風煮」は、とてもよく食べていました。良かったです。
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12月12日(木)の給食
<クリスマス献立>ミルクパン、とり肉チューリップ揚げ、トマト、ミックスベジタブル、ブロッコリー、クリスマスケーキ(チョコ)、アシドミルク
エネルギー:633kcal タンパク質:24.0g カルシウム:250mg
2024年の終わりの給食は、恒例のクリスマス献立です。毎年翌日の「お餅つき」の準備も兼ねているため、作業に無駄ができないように同じ献立にしています。ちょっと違うのは、クリスマスケーキをチョコとストロベリーを交互にしているくらいです。今年は、チョコの年です。そして、鶏のから揚げは、チューリップという鶏手羽に切込みを入れてクルっとひっくり返して、チューリップ型に形成したものを納品していただき、しょうが汁と醤油とお酒で漬け込んだものを揚げています。骨付きを揚げるのは、同じ分量より手間がかかりますが、見た目は華やかですね。美味しく揚がったと思います。もっと食べたい!という声が聞こえてきそうでした。さぁ、明日はお餅つきですね。一緒に楽しみましょう。
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